

DODカマボコテント2で冬キャンプを何回かしているのでテント内がどんなレイアウトだったのかを紹介したいと思います。
ファミリーで冬キャンプをしようと思ったら寝室とリビングが一体となったツールームテントがすごく有効です。
冬は寒いですからね。
寝室はもちろん広いリビングも幕で囲われることで冷たい風を受けなくなるのでテント内で過ごしやすくなります。
そのリビングに何を置いてどのようにレイアウトしたらいいかを実例を元に紹介しますので冬キャンプの準備をする際の参考にしてみて下さい。
冬のツールームテント
寒い時期にキャンプ場に行くとほんとにたくさんのツールームテントがあちこちに張られているのを目にします。
ツールームテント以外でもタケノコテントやピルツといった大型ワンポールテントも多いです。
幕で囲われた広い空間は寒い冬キャンプを快適なものにさせてくれますからね。
我が家も寒い季節のファミリーキャンプではツールームテントのカマボコテント2を持って行くようにしています。
冬キャンプの外観テントレイアウト
開放的なオープンタープは暑い時期は日陰になって涼しいので必ず張りますが、寒い時期になると風通しが良すぎるのでお留守番です。
サイトが広々としていてもタープは張らずにカマボコテント2だけを張ってドアを1枚開けたらそれで設営は完了です。
ツールームテントがあれば特に冷え込んでくる夕方以降はほとんどその中で過ごすことになるのでタープは省略して積載や設営、片付けの手間を減らします。
タープを張らないのでサイトがそれほど大きくなくてもカマボコテント2さえ張れるならそれでOKです。
8m四方の区画オートサイトなら車を置いてその並びにテントを張るだけです。
大型ツールームテントのランドロックも同じように張ることができます。
カマボコテント2のリビングレイアウト
テントの外観が完成したらテント内のセッティングにとりかかります。
ドアは1枚だけポールを使って開けています。
ポールはDODのタープポール(有効長165cm)を使うとテントとちょうど合った高さになります。
カマボコテント2のリビングに何を置くかはこの間取り図を使って寸法どおりに合わせてみようと思います。
●ローテーブルスタイル
●お座敷スタイル
リビングはテーブルとチェアを置くテーブルスタイルやラグ等を敷くお座敷スタイルがありますが、我が家ではローテーブルとローチェアを置くローテーブルスタイルにしています。
そのときに使うテーブルやチェアの寸法がこちらです。
マルチファイアテーブル2組・・・・83×34
チェア・・・・53×53
メインのウッドテーブルだけだと狭い場合があるので、高さが違いますが尾上製作所のマルチファイアテーブルを2組だけ合わせてサブテーブルとしています。
尾上製作所 ONOE マルチファイアテーブル MT-8317
そしてこれらを間取り図に入れてみました。
4人で実際に冬キャンプしたときのリビングレイアウト図です。
メインテーブルを中心としてチェアを並べて、その周りにクーラーボックスや3段ラック、ゴミ箱等を置いてます。
そしてテント内に石油ストーブを持ち込んでその下にはラグ代わりのビーチタオルを敷いています。
写真で見るとこのようになります。
このときのチェアはニトリ木製ローチェアとDODウルトラアジャスタブルチェアを使っていて、石油ストーブはコロナSL-5117です。
マルチファイアテーブルを1台だけラック代わりにも使っています。
リビングでみんなで鍋を囲んで食べることができるようにしたレイアウトにしていて、12月のクリスマスキャンプではみんなでその鍋を囲みながら晩ごはんを楽しく過ごしました。
外は寒いですが石油ストーブを持ち込むことでテント内では暖かく過ごすことができます。
このコロナの石油ストーブはパワーがあるので1台あるだけでインナー内も含めてテント全体が暖かくなります。
※テント内での石油ストーブ使用は十分な注意が必要です。
毎回同じようなリビングレイアウト
夜中は氷点下となった1月の冬キャンプの時もリビングレイアウトはテーブルとチェアを置いたりしてほとんど変わらずです。
3月のキャンプで鍋をした時もレイアウトは一緒ですね。
縦に長いカマボコテント2なので同じ方向にテーブルを置くとその他のチェアとかラックの位置が自然と決まってきます。
一度レイアウトを決めてしまえば使うものが大きく変わらない限りレイアウトに悩むことは無くなります。
毎回同じレイアウトにしてるとこどもたちも慣れてきて設営のときに「これはここー」と勝手にセッティングしてくれるようにもなりました。
3~4人がちょうどいいサイズ
リビングにテーブルやチェアを置いてもラックやゴミ箱、クーラーボックスといった物を置くスペースは十分あります。
それでも5人分のチェアを置くとなるとちょっと狭いかなーと感じることもあるので、5人でキャンプするとなるとチェアを使わずにラグを敷くお座敷スタイルにした方が広く使えると思います。
リビングをテーブルスタイルにするなら3~4人がちょうどいいサイズのように思います。
冬キャンプはリビングで過ごす時間が多くなるので少しでも広くして快適な空間にしておきたいところですね。
冬キャンプの積載
冬キャンプは荷物が多くなって車の積載を圧迫しがちになります。
●灯油携行缶
●厚手のシュラフ
●毛布や電気毛布
●湯たんぽ
●コート等厚手の衣類
冬キャンプでは防寒対策用のアイテムがどうしても増えることになります。
石油ストーブやその燃料としての灯油、厚手のシュラフやマットに毛布や湯たんぽといった暖房器具も追加します。
着るものも厚手のものになるので着替え等も入れると結構な荷物になってきます。
結露対策としてカマボコシールドも持っていくようになります。
●焚き火台(△)
●薪(△)
逆に持っていかないものはタープとタープポールぐらいです。
冬に外でバーベキューもしないので炭も持っていかないです。
冬の焚き火もすごく良いんですけど、あまりに外が寒いと暖かいテント内から出たくなくなってしまって焚き火をしない場合もありました。
それでも朝になると焚き火をしたくなるので積載に困らなければ焚き火台は持っていくようにしています。
冬キャンプの準備
冬キャンプではタープを張らずにカマボコテント内で過ごす時間が多くなるので、あまり荷物を持っていきすぎるとテント内が狭くなって使いにくくなってしまいます。
防寒アイテムが増えることを考えたら必要以上に荷物を持っていかないように整理し、場合によってはコンパクトな物に変える等して積載を工夫する必要があるでしょう。
電源が使えるキャンプ場が多くなってきましたので電気ストーブや電気毛布、ホットカーペットといった電化製品を使ってテント内を手軽に暖かくすることもできます。
以前は寒い冬に外でキャンプなんてと思ってましたが、装備さえしっかり整えていれば冬でもキャンプできるんだなーと感じました。
外の気温が低くてもしっかり暖まったテント内で家族みんなと過ごす時間はすごく楽しいです。
さらに広いリビングで快適ならいうことありません。
準備をしっかり整えて今年もまた冬キャンプに行きたいと思います。