

兵庫県北部の豊岡市にある神鍋高原キャンプ場で直火キャンプを楽しんできました。
高原の立地を生かした自然あふれるキャンプ場は、開放的な全面フリーサイトが特徴的で直火OKエリアも用意されています。
周辺にはアクティビティが豊富に用意されているので家族みんなで楽しむファミリーキャンプにぴったりなキャンプ場です。
2018年10月にキャンプした時に写真をいろいろ撮ってきましたので、それらの写真を使ってキャンプ場の施設や魅力を詳しく紹介をしていきたいと思います。
INDEX
神鍋高原キャンプ場の魅力
神鍋高原キャンプ場の魅力を一覧にするとしたらこんな感じになりました。
●高原の立地を生かした豊富な自然
●選べる4種類のフリーサイト
●直火OKエリア
●整った施設環境
●周辺にアクティビティが豊富に存在
●温泉や道の駅が徒歩圏内
魅力いっぱいのキャンプ場ですね。
それぞれ1つずつ具体的に紹介していきたいと思います。
神鍋高原キャンプ場のアクセス
住 所兵庫県豊岡市日高町栗栖野59-78
TEL0796-45-1520
兵庫県北部の豊岡市日高町に位置する神鍋高原キャンプ場は、最寄りの日高神鍋高原ICまで約10kmとアクセスの良い場所にあります。
2017年3月に日高神鍋高原ICが開通して関西圏からのアクセスがかなり良くなりました。
さらに北近畿豊岡自動車道は無料区間も長くておトクです。
自然あふれる神鍋高原
標高333m
キャンプ場はこの良い雰囲気のイチョウ並木を通り抜けた先にあります。
鮮やかな緑もいいですが黄色に輝く季節に訪れるとかなりきれいだと思います。
神鍋高原はキャンプ場の目の前にある標高469mの神鍋山を中心とした高原で、神鍋山は登山やハイキングに冬はスキーが楽しめるようになっています。
神鍋山は近畿地方で最も新しい火山とされているようで、頂上まで登ると噴火口跡を見ることができます。
初心者向けの登山道があるので噴火口を見に登山を楽しむことができます。
キャンプ場も自然あふれる良いところです。
サイトからちょっと離れたところに栗の木があって大きな栗がいっぱい落ちてました。
こどもは痛い、痛いと言いながら一生懸命栗拾いをしていましたね。
選べる4種類のフリーサイト
キャンプ場は車両の乗り入れができない全面フリーサイトになっているので車は駐車場に停めておきます。
すごい広い駐車場でキャンプサイトが一杯でも駐車場は半分くらいしか埋まってませんでした。
車をサイトに停めることができないので荷物は各自で運ぶ必要があります。
アウトドアワゴンを持ってきてもいいですが、管理棟前に置いてあるいろんなサイズのリアカーを使うことができます。
場内に車が無いのは安全で静かなのでなかなか良いですね。
キャンプ場サイトマップ
キャンプサイトは大きく4種類に分かれています。
※グランピングサイトは道の駅近くにあって離れています。
●フリーテントサイト(直火OKエリア)
●マウンドアップテントサイトエリア
●ドッグランサイト
ドッグランサイト以外はどの場所でも料金は一緒です。
テントの大きさや人数、シーズンによって利用料が異なります。
ソロテント+タープ | 500~1,500円 |
テント+タープ/2ルームテント(2~6人用) | 2,000~3,500円 |
テント+タープ/2ルームテント(7~10人用) | 2,500~5,000円 |
ドッグランサイト | 5,000~8,000円 |
環境整備費(小学生以上) | 500円/人/泊 |
料金の詳細はこちらへ
フリーテントサイト(直火禁止サイト)
駐車場から近いところに直火禁止のフリーテントサイトが広がっています。
駐車場や管理棟の近くなので一番人気の場所です。
植樹や切り株があったり傾斜があるところもあるのでテント間も近すぎずに程よい距離感を保ちながら張ることができます。
フリーテントサイト(直火OKエリア)
直火禁止サイトの奥に直火ができる直火OKエリアがあります。
洗い場が近くにあったので便利でした。
直火OKエリアに限らずキャンプ場にはあちこちに木製テーブルが置いてあり、空いてたら自由に使うことができます。
直火OKエリアにはあちこちに溶岩石が転がっていて直火の跡があります。
直火するならこのままこの場所を使った方がやりやすいです。
マウンドアップテントサイトエリア
区画サイトのようなプライベート感があるマウンドアップサイトもあります。
大きさの目安は7m×7mです。
直火OKエリアでもありますが、直火はマウンドアップされてない場所でするようになります。
ドッグランサイト
1日2組限定のドッグランサイトが2018年秋に新設されました。
ペット可能なキャンプ場ですが、このドッグランサイトだけはノーリードでOKです。
駐車場から離れた位置にありますが、160㎡の広々したサイト内で自由に走り回ることができるとあって人気があります。
直火の魅力
焚き火を楽しめるキャンプ場は数多くありますが、直火までできるキャンプ場はそう多くはなく兵庫県内でも数少ない貴重な場所です。
焚き火台を使わずに溶岩石をかまど代わりにする直火はなかなか雰囲気があって良い感じです。
シンプルに直火で焚き火を楽しんでも良いし、直火でお湯を沸かしたり料理を作ったりするキャンプならではの楽しみ方も良いです。
荷物も少なくて済むし、いろいろと焚き火アイテムを揃えたくなりますね。
薪は管理棟で1束900円で販売されてます。
結構量が多いんですが、直火を楽しんでるとあっという間に無くなりますよ。
神鍋高原キャンプ場の施設
続いてキャンプ場の施設を紹介します。
管理棟
駐車場横に木造で雰囲気のある管理棟があるのでここでキャンプの受付をします。
チェックイン13:00 チェックアウト13:00
受付を済ませると番号札を受け取るのでキャンプ中はテントに取付けてチェックアウトの時に返却します。
売店やレンタル品も充実しているので燃料切れや忘れ物をした時はまず管理棟に行ってみるといいです。
ジュースの自動販売機もあります。
トイレ
キャンプ場内にトイレが4ヵ所ありますが、そのうち最もきれいなのが管理棟内にあるトイレです。
洋式と和式がありますが夜間は管理棟が閉まるので和式トイレだけは外からも出入りできるようになっています。
場内にあるトイレは入口がカーテンになっているので、虫が多少入ってきますがどれも水洗トイレで和式と洋式があります。
炊事棟
屋根付きの炊事棟が場内には3ヵ所あって、炭もここで捨てることができます。
お湯は出ずに水だけになります。
炊事棟以外にこの溶岩石で造られたという洗い場がいくつかあります。
屋根無しですが普通の洗い場として使うことができ、雰囲気のある洗い場は神鍋高原キャンプ場の名所の1つといってもいいでしょう。
ゴミステーション
管理棟の横にゴミステーションがあって分別さえすればゴミをここに捨てることができます。
ゴミ袋は透明か半透明のものを準備しておく必要がありますが、捨てることができるのは助かりますね。
ファイヤーサークル
キャンプ場の最奥にファイヤーサークルが2ヵ所あります。
ここにある栗の木から栗の実がたくさん落ちてました。
キャンプ場の施設は以上です。
キャンプ場には電源が無いのでスマホの充電やUSB家電用にモバイルバッテリーを用意しておくと便利です。
神鍋高原のアクティビティ
キャンプ場には遊具らしい遊具は無いですが、キャンプ場の周辺には遊ぶところがたくさんあるので簡単に紹介だけしておきます。
熱気球
広いスキー場の駐車場スペースを利用して熱気球に乗ることができて神鍋高原の景色を空から楽しむことができます。
関西初の常設熱気球として2018年4月にオープンしました。
近くで見ると炎の迫力がすごいです。キャンプ場からもよく見えます。
運航時間は朝と夕方の約20分間でネット予約ができるようになっています。
サマーゲレンデ
スキー場のゲレンデを使ったアクティビティも豊富に用意されています。
斜面を使ったそり遊びだけでなく、グラススキーやマウンテンボード、バギークロス、ストライダー等年齢に合わせた遊びをいろいろ楽しむことができます。
動く歩道でラクに登れるのも遊びやすくていいですね。
他にもグランドゴルフやパラグライダーなどの体験もできるようになっています。
グランピング
道の駅の隣にある燻製工房 煙神にグランピングサイトが5つあります。
ノルディスクのアスガルドを使った雰囲気たっぷりのサイトでグランピングを楽しむことができます。
但馬ドーム
日高神鍋高原IC方面から来ると途中で大きな但馬ドームが見えますが、そこにはちょっとしたアスレチックがあるので遊具で遊びたい場合はここに来てみるとこどもが喜びます。
温泉や道の駅が徒歩圏内
キャンプ場から約300m先に道の駅と温泉があります。
道の駅神鍋高原
おみやげや産地直送食材を買うことができたり、食事処もある道の駅神鍋高原がキャンプ場から徒歩圏内にあります。
facebookでおすすめを紹介してたりするので行く前にチェックしておくとお買い得品が手に入りやすいです。
道の駅から日高神鍋高原IC方面へ進むとコンビニ(ローソン)やコインランドリーがあります。
神鍋温泉ゆとろぎ
神鍋温泉ゆとろぎが道の駅に隣接しています。
キャンプ場にお風呂が無いのでここを利用する方が多いです。
利用料金大人600円、小人(3歳~小学生)400円
営業時間12時(平日13時)~21時 ※受付20:30まで
定休日水曜日 ※祝日の場合は木
施設はとてもきれいで露天風呂やサウナ、ジェットバス等もあるのでゆっくり過ごすことができます。
ひとりごと
HPがリニューアルされてネット予約できるようになったり、周辺のアクティビティが充実するようになったこともあって人気が上がってるように感じました。
ハイシーズンや連休となればキャンプ場はかなり賑わいます。
直火をしながら自然の中で過ごす時間はすごく贅沢ですね。
魅力いっぱいの神鍋高原キャンプ場でキャンプしましたが、まだまだ遊び尽くしてないのでまた来たいと思います。
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