

テンマクデザインの人気ワンポールテントのパンダクラシックを買ったのでその設営手順や使用感といった口コミレビューをまとめてみました。
ソロキャンプにぴったりサイズのテンマクパンダは設営しやすくて使いやすいワンポールテントなのでブログで詳しく紹介したいと思います。
INDEX
テンマクデザインパンダ
フライサイズ240×240×H150cm
テンマクデザインの人気ワンポールテントの1つであるパンダは大きさが2.4×2.4mなので、同じテンマクデザインの4.2×4.2mのサーカスTCに比べるとひと回り小さくて携帯しやすいソロキャンプ向きのテントになります。
クラシック(白)とアースカラー(緑)は2018年9月に廃盤になりましたけど、設営手順について詳しくまとめましたのでテント設営の参考にしてみて下さい。
セット内容
ネットで注文して届いた段ボールを開けると中にはインナーテント・フライシート・ポールケースの3つの収納ケースが入っています。
バラバラになってますがどれも必要なものなので持って行くのを忘れないようにしなければなりません。
グランドシートは付属してなくて専用のフットプリントが別売りで販売されてます。(大きさ210×90cm)
インナーテント底面の保護や湿気防止の為にもグランドシートは必要です。
フットプリントまでは買ってないので持ってたDODカンガルーテントSのグランドシートを代用したいと思います。(大きさ220×150cm)
インナーテントの収納ケースの中に小さなケースが入っててその中にはアルミペグとアルミ自在付きの張り網が入っています。
付属アルミペグ×12本、張り網2.5m×4本
2017年生産モデルからペグの形状がVペグからピンペグに変わってるようです。
テンマクパンダ設営手順
主な部材がフライシートとポールのみのシンプルな構造をしたワンポールテントは設営がとても簡単です。
その設営手順について写真を多めに使いながら詳しく解説していきます。
1.フライシートを広げる
2つの収納ケースのうちちょっと大きいサイズのものがフライシートです。
袋から取り出すときれいに丸められてヒモで結ばれたフライシートが出てきます。
まずはそのフライシートを張りたい場所にしっかり広げます。
シートにはファスナーやブランドロゴが2ヵ所付いていてそれらがある側が出入り口の前後になります。
テントの向きや位置をここでしっかり決めておきます。
地面が濡れてる場合は先にグランドシートを敷いてフライシートの内側が濡れて汚れないようにすると良いです。
2.四隅をペグダウン
フライシートの四隅はペグを打って固定させることができるようになってるので、ペグを斜めにして打ち込んでおきます。
風が強いときは風上からペグダウンすると作業しやすいです。
ペグは付属してますが、別売りの鍛造ペグを使うことで固定の強度が増すのでそちらを使うようにしています。
ペグを打って固定したらベルトを締めるとよりピンと張った状態になります。
ペグを打つ場所は四隅だけじゃなくて中央にもペグダウンできるようなヒモがついています。
テントの強度アップ、張り具合を調整したい、地面とのすき間を埋めたいといった場合等に中央にもペグダウンします。
3.ポールを組み立てる
フライシートの固定が済んだら中央に立てるポールを組み立てます。
ポールはショックコード式になっていて、コードに沿って各先端を合わせるだけで簡単に組み立てることができます。
ポールの太さは16mmで長さは150cmです。
ポールは三角形テントの頂点になるので、テントの一番高いところの高さも150cmになります。
成人なら基本的にテント内で立つことはできずに前かがみで中腰になりながらの使い方になります。
ポールの先端は丸みがついてるだけのシンプルな形をしています。
4.ポールを立てて外観を完成させる
次にファスナーを開けてフライシートの中に入り、テントポールをフライシートの中央に立てればテントの外観がほとんど完成します。
中央にはインナーシートを取り付けるバックルが付いてるのでその近くにポールの先端をあてて立ち上げます。
すると三角形の形をしたテンマクパンダの外観が現れます。
これでほとんどテントが完成なので設営手順はほんと簡単ですね。
5.外観を整える
膝ぐらいの高さの四隅に張り網をつけるところがあります。
風が強いときはしっかり張り網をしてテントが飛ばされないように強度を上げておく必要があります。
テントの最上部には前後2ヵ所に風通しができるベンチレーションが付いています。
マジックテープでオープンしたりクローズさせたりできるようになっています。
前後のドアはフルオープンにしたり半分だけ開けたりすることができます。
きれいに整えておくと見た目の印象もアップします。
6.インナーテントを取り付ける
続いて寝床になるインナーテントをグランドシートの上に広げて取り付けます。
インナーサイズ220×100cm
インナーテントもフライシート同様に前後どちらからでも出入りできるようになってますが、インナーは前後でファスナーの形が違います。
中央から3方向にファスナーを開けることができる側を正面の出入り口にすると出入りしやすいです。
インナーテントの四隅にはバックルが付いているのでフライシートのバックルにカチッと差し込んで固定させます。
その後テント上部のバックルにインナー上部のバックルを差し込みます。
インナーテントの中間にあるフックをフライシートに取り付けて固定させます。
そうするとインナーテントの完成。インナーテントの取り付けもすごく簡単です。
テント内の半分がインナーテントでもう半分が土間といった使い分けができるようになっています。
インナーテントの裏側は片面だけオープンにさせることができるようになっていて、前後どちらからでも出入りできるようになっています。
インナーテントの横幅は100cmなので基本的には大人1人のソロキャンプサイズですが、こどもとなら2人でも寝れないことはないです。
標準で付属しているインナーテントは全面メッシュ仕様です。
夏は涼しくて良いですが、寒い季節は幕で囲われた別売りのフルインナーがあった方が良いのでこちらも欲しくなりますね。
結局後からフルインナーを買いました。
実際はメッシュよりもメッシュにもできるフルインナーの方が使いやすいので、合わせて買っておくといろんなシーズンに対応できるようになります。
テントのたたみ方はこちらの記事で詳しく解説しています。
テンマクパンダの使い勝手
テンマクパンダを実際に使ってみた感想を書いてみたいと思います。
前室はお座敷スタイルがオススメ
前室があるのでそこにテーブルやチェアを置いて使うことができますが、サイドの天井高が低いので座高の高いチェアだと中央に寄ることになって狭くなってしまいます。
前室はチェアよりもちょっとしたラグやビーチタオルを敷いたお座敷スタイルにした方が広くて使いやすくなります。
インナーの出入りもしやすいです。
家庭用のラグを敷くのも良いですがバスタオル生地のビーチタオルだと濡れたり少々ラフに扱っても大丈夫なのでオススメです。
フライシートについて
フライシートの素材は山岳テント等にも使われるナイロンリップストップ生地が採用されています。
耐水圧が1,500mmあるので少々雨が降っても大丈夫なんですが、10月上旬の朝6時の気温が16℃という中で使ったときにフライシートは結露で全体的にしっとり濡れました。
小さいテントなので乾かしやすいですが、濡れたら困るものは寝るときに幕に触れないようにしておいた方がいいでしょう。
ホワイトカラーは遮光性が高くてテント内がすごく明るくて良いですが、そのぶん日陰の濃さは他のカラーに比べてやや薄くなります。
ポリコットン生地のタトンカタープ2TCと日陰の濃さを比べてみるとその違いがよくわかりますね。
明るいカラーなので夜は虫が集まりやすいし、汚れも目立ちやすいです。
なので拭き掃除をしてから収納することできれいな状態を長くキープできるようになると思います。
どんなタープにも合う
テンマクパンダはほぼ1色のシンプルカラーなので、特にクラシックのホワイトカラーはどんなタープにも合わせやすいテントだと思います。
ワンポールテント自体がタープとの相性がすごく良いので、お気に入りのタープと一緒に使ってキャンプを楽しみたいですね。
パンダタープも販売されてるのでセットで使うのももちろん良い感じです。
ひとりごと
テンマクパンダを持ってこどもと2人だけでキャンプしましたけど、設営時間は短くて済むしインナーと前室で使い分けができるのがとても便利でした。
設営がラクでおしゃれなテントならいうことなしの大満足です。
鮮やかなホワイトカラーのテントは芝生のキャンプ場との相性が抜群でしっかりとした存在感があります。
今日はテントの日なんですね✨
最近新しく買ったテンマクデザイン・パンダクラシックがテントの日に間に合った🔻
#テントの日 pic.twitter.com/y7nn6YwPMc— とりカマ@キャンプ (@torikamablog) 2018年10月9日
こうやって記事を書いてるとまたパンダを張りたくなってきました。
早く次のキャンプの予定を立てたいと思います。
使ってるもの
他のカラーもあります
テンマクパンダを使ったキャンプの様子を記事にしました。