

焚き火でお湯を沸かしたいなーと思ってトランギアケトル0.9Lを新しく買いました。
900ml入るのでソロから3人ぐらいで使えるサイズのケトルです。
早速使ってみましたのでその使用感や使い勝手、焚き火に投入した後の状態などをブログで詳しくレビューしたいと思います。
INDEX
焚き火でお湯を沸かしたい
キャンプでする焚き火は良いですよね。
ゆらめく炎にははっきりとした癒しの効果があるので焚き火はキャンプの楽しみの1つになっているわけですが、あるときふと
という思いが沸いてきました。
焚き火に使う薪はほとんど有料で手にしているわけだし、もともと焚き火は熱源として使われてきたはずなので、せっかくその良い熱源を何も使わないのはもったいないんじゃないか、
ということで焚き火でお湯が沸かせるようなケトルを買おうと思うようになりました。
選んだのはトランギアケトル0.9L
焚き火で使うケトルとして選んだのはトランギアのケトル0.9L(TR-324)です。
新商品というわけではなくて何年も前からあるケトルですが、それゆえいくつも口コミがUPされていて人気もあって良さそうだと思ったのでこれにしました。
トランギアケトル0.9Lを選んだ理由
●ソロ~3人ぐらいまで使えるサイズ
●シンプルなデザイン
トランギアはスウェーデンのブランドでメスティン等のクッカーで有名ですが、輸入販売元がイワタニ・プリムス株式会社ということなので商品は国内でも手に入りやすいです。
アルミで作られた丈夫なケトルなので焚き火に投入しても大丈夫だし、シンプルなデザインがカッコ良いケトルです。
そのトランギアのケトルにはサイズが3種類あります。
1.4Lはちょっと大きいし、500mlペットボトルよりちょっと入るくらいの0.6Lはソロキャンプには良いけど2~3人で使うには小さいかなと思ったので0.9Lサイズのものを選びました。
値段的にも0.6Lと0.9Lはほとんど同じくらいだったのでそれなら大きいものをってなってしまいました。
トランギアケトル0.9Lの特徴
見た目はとにかくお湯を沸かすことに特化したやかん型です。
お湯を沸かすだけなら鍋やコッヘルでもできるんですが、小さいやかんっていうのがかわいくてカッコ良い雰囲気がありますね。
ケトルの持ち手が一番上のところでカチッとしっかり固定されるので、持ち手が倒れる心配が無くてお湯が沸いたときにそのまま安心して持つことができます。
ケトルの持ち手は熱くならないようにゴムが付いてますが、そのゴムは簡単に取り外すことができるようになっています。
カセットコンロやバーナーでお湯を沸かす場合はゴムを付けたままでいいんですが、焚き火に投入する場合はゴムが溶けてしまうので取り外さなければなりません。
ゴムを取り外すことができるようになっているのでますます焚き火にも使いやすいケトルといえます。
注ぎ口はだ円形状になっているのでただの円形の注ぎ口に比べてかなり注ぎやすいです。
ケトルを選ぶときに意外と重要なのがこの注ぎやすさです。
細かいところですがこうした細かい配慮がされてるのが人気の理由なのかもしれません。
その他、トランギアケトル0.9Lの主な仕様をまとめておきます。
●満水容量・・・1.04L
●サイズ・・・・内径15cm、高さ8.5cm
●重量・・・・・190g
商品名は0.9Lとありますが、実際はおよそ1Lくらいは入れることができるようになっています。(かなりギリギリですが)
0.9Lってどれくらい?
ケトルのサイズを0.6Lにしようか0.9Lにしようか迷ってしまったのですが、迷った理由はそのサイズ感がわからなかったからです。
実際に300mlの軽量カップを使って計りながら水を入れたいと思うのでサイズ確認の参考にしてみて下さい。
300mlを入れてみる
300mlを入れたぐらいではまだまだケトルに余裕があります。
300mlというと大きめのマグカップのコーヒー1杯分になり、日清カップヌードル1個に使うお湯の量として十分ですが、日清どん兵衛とかだと足りないです。
●日清カップヌードルビッグ・・400ml
●日清どん兵衛・・・・・・・・540ml
600mlを入れてもまだ余裕
もう300ml追加して600mlを入れてみた状態です。
ケトルの半分以上が満たされてますがまだまだ入ります。
カップラーメン2杯分のお湯が必要ならケトルの半分以上になるように水を入れておけば大丈夫でしょう。
900mlでさすがにギリギリラインに
使用限界ラインの900mlの水を入れた状態です。
満水容量が1.04Lなのであとちょっとぐらいは入りそうですが、既に注ぎ口まで水のラインが来ているので900mlめいっぱい入れてしまうと沸騰したお湯は吹きこぼれそうです。
それでも900mlのサイズならソロなら十分だし、2人がちょうど良いサイズでコーヒーぐらいなら3~4人分まで1度に作れる大きさでしょう。
そう考えるといろんなケースで使える使い勝手の良いサイズなんじゃないかと思います。
実際に使ってみた使用感
こども2人と3人でキャンプに行ったときに早速新しいトランギアケトルを使ってみました。
新品まっさらの状態からいきなり焚き火に投入してます。
焚き火に燃やされるケトル・・・。
なかなか良い雰囲気じゃないですか!
焚き火台は定番のユニフレームファイアグリルを使ってます。
水洗いだけのお手軽お手入れにしておけば気軽に使えて良い焚き火台です。
そして薪の上にケトルを直接置くのは不安定だと思ったのでDODのゴトクも合わせて新しく買っています。
ゴトクのおかげで焚き火台を調理台として使うことができ、直火の焚き火のときでもケトルを安定して置くことができるようになります。
焚き火を楽しみながらスープ用のお湯も沸かせるようになり、便利で楽しいのでいうことなしです。
上部にきっちり固定された持ち手はしっかりしていて持ちやすく、お湯も注ぎやすかったです。
もちろん焚き火だけでなくカセットコンロやバーナーでも使えます。
底面が広いのでバーナーならゴトクが大きめサイズの方がより安定します。
SOTOフュージョンがぴったりのサイズでした。
テーブルに置いてもそんなに邪魔にならず主張しすぎない大きさとデザインなのも良いですね。
キャンプのコーヒーがますますおいしくなりました。
焚き火に投入した後の状態
ピカピカのシルバーだった新品の状態から焚き火に投入した後の状態を見てみます。
火に直接当たらない上部はまだしっかりシルバーが残ってますが、火に当たり続けていた側面は早速すす汚れで真っ黒になりました。
特に火に当たり続けていた底面はとにかく真っ黒です。
触ると手にすすがついて少し黒くなります。
でも変形とかはどうやらしてないようです。
並べてみると状態の変化がよくわかりますね。
1回だけ焚き火に入れただけでかなりのすす汚れが付きました。
カセットコンロやバーナーならほとんど黒ずむことはないですが、炭火の場合なら少し黒ずみができます。
家用でも使いたいなら焚き火で使わないほうがきれいな状態をキープできますが、どのみち焚き火用として買ったので気にせずこれからもガンガン焚き火に投入したいと思います。
収納して保管
トランギアケトル0.9Lには専用の収納袋がないので、こればかりは他で探す必要があります。
すす汚れが周りに付いたり、使わない時のほこり防止のためにも何か収納袋があった方がいいです。
なので100円ショップに行って手頃なサイズの巾着袋を買ってきました。
小さいケトルなら100均のものでも十分使えます。
ひとりごと
焚き火を燃料として使うことでキャンプらしさがグッと高まります。
キャンプの焚き火がますます楽しくなるので、ケトルのような焚き火アイテムを揃えていくのもいいかもしれませんよ。
使ってるもの
その他のサイズソロならこれが携帯しやすいです。