

2018年9月16~17日に岡山県北の人気キャンプ場中蒜山オートキャンプ場で1泊キャンプしてきました。
そこでキャンプ場の目の前にそびえ立つ中蒜山に登ってみようと計画しました。
登山キャンプといっても山でテント泊するわけではなくキャンプスケジュールの一部に登山を組み込んだ形です。
登山もあるしこども2人との3人だけの父子キャンプなので、使うテントはカンガルーテントとタトンカタープというお手軽セットを選んでいます。
中蒜山オートキャンプ場の魅力についても合わせて紹介していきたいと思います。
中蒜山オートキャンプ場に設営完了
2018年9月16日(日)
3連休初日の土曜日は予定があったので日曜日から祝日の月曜日にかけてのキャンプになりました。
中蒜山オートキャンプ場はオートサイトですが特に区画が無くて入場順に好きなところにテントを張るキャンプ場です。
前日の土曜日が雨予報だったのでキャンセルがいくつかあったようですが、連休2日目からの入場になるのでできるだけ早めに出発しようと7時30分には積載を済ませて出発しました。
鳥取市内から岡山県の蒜山高原にある中蒜山オートキャンプ場までは約70kmです。
途中で岡山県との県境近くにある道の駅犬挟(いぬばさり)で名物わさび醤油だけ買って、キャンプ場には9時過ぎに到着しました。
中蒜山オートキャンプ場の受付はキャンプ場内ではなくてちょっと離れた塩釜冷泉の手前にあるので間違えないようにしなければなりません。
中蒜山オートキャンプ場の魅力①インアウトがゆったり
中蒜山オートキャンプ場は朝8時からチェックイン可能でチェックアウトは17時ということで滞在時間を長くとることができるのが魅力です。
時間に余裕のあるキャンプはかなり良いですね。
その他キャンプ場についての詳しい情報はこちらの記事にまとめてあります。
キャンプ場に到着すると一面に芝生が広がった場内がすごくきれいです。
中蒜山オートキャンプ場の魅力②きれいな一面芝生サイト
3連休なのにキャンセルの影響もあって混み合ってなくどこにテントを張ろうか迷うぐらいですが、炊事棟やトイレが近くて便利そうな入口付近にテントを張ることにしました。
今回は一番上のお兄ちゃんがクラブ活動の試合で母親がその付添いでいないので、お姉ちゃんと弟くんとの3人だけの父子キャンプになりました。
となると3人でギリギリ寝れるDODカンガルーテントSとタトンカタープ2TCのお手軽セットをセッティングです。
カマボコテント2も早く設営できますが、ワンタッチ式のカンガルーテントの設営早さは圧倒的です。お手軽キャンプにぴったりですね。
中蒜山オートキャンプ場の魅力③利用料の安さ
車1台にテント1張りだけなら1泊1,800円という安さも中蒜山オートキャンプ場の魅力の1つです。
おそらく数ある蒜山高原のキャンプ場の中で一番安いのではないかと思います。
これにタープ1張り500円が加わって今回の利用料は2,300円でした。
それでも安いんですが、お隣さんのDODロクロクベースのようなタープを張らなくてもいいくらい大きなテントだとタープ代の追加が無いので良いですね。
カンガルーテントをしっかり囲うことができるテントがますます欲しくなってきました。
中蒜山登山に挑戦!
設営が終わって買い物を済ませてから今回のメインイベントである中蒜山登山に向けて塩釜冷泉にある中蒜山登山口にやってきました。
おにぎりをリュックに詰めて頂上の避難小屋でお昼ごはんにしたいと思います。
気軽に登って頂上で景色を楽しみながらお昼ごはんでも食べようなんて考えてたんですが、登山道は沢渡りがあったり急斜面がずっと続いたりして想像以上に大変でした。
それでもちょうど2時間で中蒜山頂上に到着です。
頂上まであと少しといったときに雲の中に突入して雨が降ってきましたが、それでも無事頂上までたどり着くことができて避難小屋でおにぎりを食べてお昼休憩もできました。
雨が止んで日が差すようになってからは蒜山高原を一望できる絶景が待ってました。
ほんとに広い高原ですね。
キャンプ場も小さいですがここからよく見えました。
中蒜山オートキャンプ場の魅力④中蒜山の景色が最高
中蒜山登山は中級者向けコースですが、せっかくキャンプ場の目の前にあるので頂上からの景色を楽しんでみるのもいいですね。
中蒜山登山についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
登山の後はやっぱり温泉
キャンプ場にお風呂やシャワーの施設が無いので、登山を終えた後はキャンプ場の近くにある蒜山やつか温泉「快湯館」に行きました。
さすがに3連休だけあって人気の快湯館は満員御礼!
運よく洗い場が空いたのでスムーズに入れましたが、洗い場の数が少ないので裸のまま空き待ちをする行列が出来ていました。
露天風呂やジャグジー等もあるので空いてる時間帯にゆっくり入りたいところですね。
人は多かったけどそれでも温泉に入って登山の疲れが癒されました。
登山ですっかり疲れたせいもあって晩ごはんはみかもストアーの惣菜に頼ろうと思います。
蒜山高原のスーパーといえばやっぱりここです。
中蒜山オートキャンプ場からおよそ5km圏内にお風呂やスーパー、コンビニやホームセンターがあるので便利なエリアです。
中蒜山オートキャンプ場の魅力⑤周辺施設が整っている
キャンプがしやすい環境がしっかり整ってますね。
腹減った~
中蒜山の下山が16時になってしまったこともあってお風呂や買い物を済ませてキャンプ場に戻ってきたときには既に17時30分を過ぎています。
気温は23.9℃と過ごしやすいですが、すっかりおなかも空いたので晩ごはんの準備に取りかかりたいと思います。
ちなみにキャンプで温度計を持ってると現在の気温が正確にわかって便利ですよ。
登山が終わって温泉にも入ってキャンプ場に戻ったらまずはやっぱりビールの栓を開けたくなります。
こどもたちと登山お疲れ乾杯した後のビールはほんとに最高でしたね!
この1杯のために頑張ったと言っても過言ではないでしょう。
乾杯後ライスクッカーで炊飯の準備をしたりしている間、こどもたちは芝生でごろごろしながら楽しそうに遊んでます。
登山であれほど疲れた、疲れたって言ってたのに元気なものですね。
でも楽しそうでなによりです。
晩ごはんは来る途中に道の駅犬挟で買った関金町名産のわさび醤油を使った刺身からです。
本格わさびを使った醤油はツンと辛さがきますが、これがまたうまい!
キャンプで刺身は手軽でおいしいのでクセになりそうです。
受付するときに薪を1束400円で買っていたので晩ごはんを食べながら焚き火も始めることにしました。
中蒜山オートキャンプ場の魅力⑥薪が安くて良質
ここの薪は良い薪ですね。火がつきやすいしボリュームもあっておトクです。
せっかくの焚き火なのでご飯が炊けるのを待ってる間、ソーセージを焼いて食べます。
焚き火で焼くとパリッとしておいしいんですよね。
あっという間に無くなってしまいました。
辺りはだんだん暗くなってきましたがご飯が炊けたので買ってきたからあげと一緒に食べることにします。
涼しくて日が沈むのが早くなってきたので秋を少しずつ感じる季節になってきました。
キャンプがしやすい季節になったなーと実感です。
焚き火を楽しむ季節になってきた
焚き火は好きなんですが、正直言って真夏のキャンプは暑くてやらないことも多いんですよね。
それが9月に入って涼しくなったのでようやく焚き火のシーズンが再開したとワクワクしています。
そして最近新しく買ったトランギアのケトル900を新品のまま焚き火に投入してみました。
焚き火でお湯を沸かすっていうのがキャンプらしくて良いですね。
このケトルをきれいに使うつもりは無いのでどんどん焚き火に投入して味を出していきたいと思ってます。
焚き火でお湯が沸いたのでしめのスープをいただきます。
温かいものが欲しくなる季節になりましたね。
おなかいっぱいになった後はみんなで焚き火を囲みながら今日の登山についての思い出話をしながらのんびり過ごしました。
最近はずっと日本酒ばかり飲んでますが、日本酒が好きになったのは間違いなく焚き火のせいです。
焚き火があまりにゆっくりとした時間だったので特に小さなからだで登山を頑張った1年生の弟くんはチェアに座ったまま寝そうな勢いです。
このまま寝られても困るので起きてる間にハミガキや着替えを済ませて、みんな21時過ぎにはシュラフにもぐりこんでました。
キャンプ2日目の朝
2018年9月17日(月)祝
登山の疲れですっかり朝まで爆睡でしたが、早めに就寝したこともあって朝は6時過ぎに目が覚めました。
テントの外に出てみるとくもり空の中で一瞬だけ朝日が顔をのぞかせたので写真を撮りに表に出ることにしました。
高原に差し込む朝日がとてもきれいですね。
南側サイトもテントがいっぱいで賑わっています。
朝日のおかげで気持ちの良いさわやかな朝になりました。
こどもたちはまだ全然起きる気配が無いので今のうちに静かなひとりの時間をゆっくり楽しみたいと思います。
朝のコーヒーはまずは手軽にカセットコンロを使って作ります。
ただの市販のカセットコンロなのでそろそろキャンプ用のしっかりとしたカセットコンロが欲しいなー思ってるところです。
時刻はまだ朝の6時20分で気温はちょうど20℃。
涼しいキャンプの朝のコーヒーがまた最高ですね。
7時過ぎになってようやくお姉ちゃんが起きてきたので朝ごはん用のウインナーを焼いてもらってます。
カセットコンロが使用中なのでスープ用のお湯は焚き火で沸かすことにします。
ケトルのサイズがいろいろあったので迷いましたが、3人でも使えるサイズの0.9Lを選んでちょうど良かったです。
弟くんも起きてきたので「お湯が沸いたら教えてー」と焚き火の番をしてもらいました。
そしてお湯が沸いてウインナーも焼けたのでパンやサラダ、ヨーグルトを追加して朝ごはんです。
簡単なメニューですがこどもたちがモリモリ食べてくれるとうれしいものですね。
だんだん食べるようになってきたので結構作ったつもりでもすぐ無くなくなっちゃうんだなーと思いました。
テントを撤収
朝ごはんの後はキャッチボールをしたりして遊びました。
とにかく一面芝生というのが遊びやすくて良いですね。
奥に見えるペットサイトもほぼ満サイトで賑わってました。
キャンプ場のどこからでも中蒜山を見ることができます。
昨日はあの頂上まで登ったんだなーとしばらく眺めていました。
チェックアウトは夕方までOKなんですが、午前中から片付けを始める方がたくさんいました。
それもそのはず。
朝は少し日が昇ってましたが、少しずつ雲が増えてくもってきたかと思ったら小雨になってきたんですね。
カンガルーテントは雨に濡れると困るので先に片付けてタープだけにしています。
使ってるタープとタープポールについてはこちらの記事で解説しています。
午前中はキャンプ場でゆっくり過ごして午後から蒜山高原で少し遊んでから帰ろうと思ってましたが、雨模様になってきたので小雨のうちにこのまま全部片付けて帰ることにしました。
帰るときはチェックインの時に受け取った駐車カードをキャンプ場入口のカード入れに返却するだけです。
チェックアウトがほぼフリーなのがラクで良いですね。
ひとりごと
蒜山高原には登山だけじゃなく牧場や遊園地といったアクティビティが豊富にあって、とうもろこしや大根といった名産品も多くて魅力がいっぱいです。
登山も兼ねたキャンプだったのでお手軽セットにしたつもりがいつも以上に疲れたキャンプになりましたが、頂上からの素晴らしい景色とキャンプ場でゆっくりと過ごせた時間のおかげで充実したキャンプになりました。
良いキャンプができたので父子キャンプも楽しいものですね。
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