

キャンプ中に雨が降って雨キャンプになることがあります。
雨予報でキャンプ場の予約をキャンセルしたこともあるし、雨とわかっててもキャンプに行ったこともあります。
雨でキャンプ場予約をキャンセルするかどうかの判断基準について整理してみることにしたいと思います。
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天気予報が雨だとキャンプの予約をどうしようか
6月に入って早速梅雨入りの発表がありました。
天気さえ良ければキャンプがしやすい時期だなーと思うのですが、この時期心配になるのはやっぱり雨です。
キャンプ中にずーっと雨に降られてしまってはせっかくのキャンプなのに楽しめないんじゃないかと思ってしまいますね。
キャンプの予定が決まるとどうしても当日の天気予報が気になるので予報を見る回数が激増します。
天気予報は早くて10日前から確認することができるのでよくこの10日間天気を見ています。
そしてキャンプ当日の予報にずらりと雨マークが並ぶようだとキャンプに行こうかどうか悩んじゃいます。
台風クラスなら迷わずキャンプの予約をキャンセルしますが、小雨程度だったり一時的な雨予報だったりしたときがさらに行こうかどうか悩ませることになります。
キャンプ場の予約をキャンセルをしようか悩む理由
雨だったら絶対にキャンプに行かないと最初から決めているなら何も迷うことは無いんですが、一時的に降る雨ならそんなに気にならなかったり、雨キャンプでも楽しむことができた経験もあるのでより悩んでしまいます。
どんな理由でキャンセルについて悩むのかを次にまとめてみました。
キャンプ場のキャンセル料
10日前の予報で雨だったとしてもキャンプ当日は快晴だったことが何度もあります。
そうやって天気予報の精度は日にちが近づくにつれて上がっていくものです。
ただし予報の精度が上がってきた頃にはキャンプ場のキャンセル料がかかる頃になってることもあるので悩ませる原因になってしまいます。
予約ができるキャンプ場にはキャンセルについての規定があることがほとんどです。特にキャンセル料金については注意深く規定されています。
雨でも絶対にキャンプに行くんだというわけではないならどのくらい前からキャンセル料がかかるのか、雨でキャンセルする場合もキャンセル料がかかるのかといったことを予約する際には最低限確認しておく必要があります。
人気キャンプ場を予約していた場合
人気があるキャンプ場だと何ヵ月も前からじゃないと予約ができない場合があります。
GWや夏休みといったキャンプのハイシーズンでは人気キャンプ場の予約を取るのもひと苦労だったりします。
そうして何ヵ月も前から予約していたキャンプがようやく近づいてきたと思ったら雨予報という場合もよくあります。
せっかく頑張って早くから予約を取れたのでという理由でGWやお盆といった連休なら雨予報でも行くようにしました。
実際にどちらもどしゃ降りの雨が降ったりしましたが晴れてる時間も長かったのでキャンプを楽しむことができています。
GWとかなら無理してでもキャンプに行きますが、悩むのは連休でもない土日に人気キャンプ場を予約していたときです。
2泊ならずっと雨ということはあまり無いですが午後からチェックインの1泊だと滞在中ずっと雨という場合も十分考えられます。
せっかくの人気キャンプ場なのに場内で思うように遊べずにテント内にこもってばかりだと人気キャンプ場を満喫できないのではと思ってしまいますね。
距離が遠かったり料金が高いキャンプ場だとなおさらです。
何ヵ月も前から予約していたキャンプが当日快晴だったときはほんとうにうれしいので雨予報だとより一層悩ませることになります。
グルキャンの場合
自分たち家族だけが行くキャンプならキャンセルするしないは自分たちで決めたらいいですが、他の方と一緒に行くグルキャンを予定していたときに雨予報だったりすると相談が始まります。
ざあざあ降りの雨の中でしたが肉や食材を大量に準備していたのでタープ下でグループでバーベキューを強行したこともありました。
人数が多いので楽しめましたがもっとゆっくりしたかったなーという思いも残りました。
みんなが雨でも行くなら行くだろうし、みんなキャンセルするなら同じくキャンセルするんじゃないかと思います。
そう考えるとそんなに悩む必要が無いように思いますが、他の方に予約してもらってたときなんかはキャンセル手続きをお願いしないといけないので申し訳ないなと思ってしまいます。
新幕を使う予定だった場合
思いきって新しいテントを買ったぞー。今週末は初張りだー。と勢いづいたもののキャンプ当日が雨だったりするといきなり濡らしたくないなーとさっきまでの勢いが弱くなってしまうこともあるでしょう。
キャンプ用テントというのは基本的に雨に強いものではありますが、買ったばかりの新品テントを早速雨に濡らして汚れてしまうと考えればキャンプに行くのをためらうようになっても仕方ありません。
初めて使うテントは設営や撤収に時間がかかったりもするので、雨の中での作業だとより手間がかかってしまうことでしょう。家に帰ってからの後始末も慣れないテントだとまた時間がかかることになります。
撤収時の雨予報
一時的に雨が降るくらいならそれほど問題なくキャンプができますが、一番困るのはテントを片付けている撤収時に降る雨です。
雨の中でテントを設営したりタープを張ることもあります。
設営しにくいし濡れたりしてしまいますが、テントやタープが完成してしまえばその下でキャンプを始めることができます。
濡れてしまっても着替えたりお風呂に入ったりしてその後を楽しく過ごすことができるので設営の時の雨はまだいいですが、撤収時に降る雨は大変だなーと思います。
キャンプ用品は濡らしたくないものが多くあるし、気を使っていても意外と濡れてたりします。
テントやタープは濡れたままごみ袋に詰めて車に積み込んだりもします。買ったばかりの大事なカマボコテント2も数回目でごみ袋撤収することになりました。
帰ってからすぐ干したりして乾かすことができればいいですが、そのまま雨が続いているとしばらく乾かせない状態が続いてしまうので晴れた平日にゴソゴソと忙しい思いをすることになります。
なので天気予報で初日が晴れでも翌日の撤収日が朝から雨だとキャンプをどうしようかと悩んでしまったりします。
雨キャンプのトラブル
キャンプ中に豪雨に見舞われてワンタッチタープテントが倒壊したことがありました。
設営が不十分で雨の重みに耐え切れず骨組みから壊れてしまいました。
大きなトラブルだけじゃなく外に出しっぱなしだったガスランタンが雨ざらしになってしまったりとちょっとしたトラブルは雨天時に起こりやすいです。
ときには激しい雷雨になる場合もあります。川のそばなら増水にも気をつけなければなりません。
トラブルは未然に防ぐことができますが、危険を感じるような豪雨なら安全を最優先した行動を取る必要があるでしょう。
雨キャンプでも楽しめるのか
以上の理由からキャンプ予定日が雨予報だと行こうかどうか悩むことになりますが、その結果雨とわかっていてもキャンプに行くことを選択することもあります。
そして実際にキャンプに行ってみると予報どおりにしっかり雨が降りました。
トイレに行くにも傘を差しながらだし、いろんな物が濡れたり泥汚れが付いたりし、雨が幕をたたく音が結構うるさくてなかなか落ち着かないのが雨キャンプです。
それでもせっかくキャンプに行ったのなら最大限楽しむようにしなければなりません。雨キャンプを楽しむ方法についてもちょっとだけ紹介しておきます。
屋根を広く取るようにする
雨キャンプに関してはどんなテントやタープを使うかによって楽しめるかどうかが大きく変わってきます。
ツールームテントや5mクラスの大型タープを使うことによって大きな屋根ができ、濡れない面積を広く取ることができるようになるのでそれらの幕の下で雨キャンプを楽しむことが十分できます。
雨が降ってる中ですが広いタープ下でバーベキューや焚き火を楽しんだこともあります。
雨予報のときは大きなタープがほんとに役立ちます。1枚くらいは雨が降っても大丈夫なように大型タープを持っておいてもいいと思います。
定番のテント内で遊べるものを準備
雨が降ってると外で遊ぶことが出来ずテント内にいる時間が長くなります。
DSやSwitch等のゲーム類もいいですがせっかくなので親子で楽しめるカードゲームがあると楽しく過ごせます。
カードゲームというとトランプやUNOが定番なのでよく持っていってますが、この国旗かるたのような知育ゲームだと勉強にもなっていいなと思います。
雨だと暇な時間も増えますが意外と時間も潰せるのでおすすめです。
雨キャンプは冬キャンプに近い
1月の真冬にキャンプに行きましたが、ストーブのおかげでテント内は暖かかったですが一歩外へ出ると寒いです。
なので外にはあまり出ずにテント内で過ごす時間が多かったです。
こういった状況は雨キャンプに似ています。雨が降ってると外にあまり出ずにキャンプ中はほとんどテント内で過ごすようになります。
冬キャンプを楽しむことができるなら似たような状況の雨キャンプも楽しめるだろうし、雨キャンプを楽しく過ごせるなら冬キャンプも楽しく過ごせるでしょう。
濡れない面積が広いツールームテントなら雨キャンプも冬キャンプもどちらも楽しむことができるのでやはり使うものというのは大事なんだなと考えさせられます。
ひとりごと
雨キャンプが楽しいというのはちょっとムリがある気がします。
一時的に降る雨なら問題なくてもキャンプ中ずっと雨だったらなかなか大変です。
雨か晴れかといわれたらキャンプは晴れた方が絶対楽しいでしょう。
予約がなかなか取れない人気キャンプでも直前が雨予報だとキャンセルが続出するのがそれを物語っています。
無理して雨キャンプに行ってあまり良い思い出ができないようならキャンセルするのもいいと思います。
小さいこどもがいるならなおさらです。キャンプ場に対するイメージも快晴のときと豪雨のときとでは全然変わってしまいます。
それでもキャンプ回数が増えると雨キャンプになる場合も必ず出てきます。
雨でもキャンプを楽しめるようになるにはしっかりとした準備が必要です。
特に使うテントやタープで雨でも快適かどうかが大きく変わるので雨が降っても大丈夫なような備えをしておくとキャンプがますます楽しくなるんじゃないかと思いますよ。