

美保基地航空祭2018に行って新しいC-2輸送機ブルーホエールの展示飛行を見てきました。
その様子をGIF動画にしています。
その他に航空祭の駐車場やフライトスケジュールといった情報をまとめましたのでブログで詳しく紹介したいと思います。
INDEX
美保基地航空祭に向けて前日入り
2018年5月27日(日)に鳥取県境港市にある航空自衛隊美保基地で恒例の航空祭が行われました。
オープニングフライトが午前9時から始まるのでそれに間に合うようにこどもたちと近くの境港公共マリーナキャンプ場で前泊してから行くことにしました。
3人だけなので簡単なお泊りセットでの前泊です。キャンプ場情報やキャンプの様子はこちらの記事へ。
航空祭当日の朝は5時に目が覚めました。
ずいぶん明るいなーとテントから外に出てみると素晴らしい朝日が目に飛び込んできて一瞬で目が覚めて海から昇る朝日をしばらく眺めていました。
朝の気温は13℃と涼しくてコーヒーを飲みながらこどもたちが起きてくるのを待ちます。
天気も良いので航空祭への期待が自然と高まりました。
美保基地航空祭駐車場情報
Twitterでは美保基地南駐車場で開門待ち行列が発生しているとの情報が流れていました。
駐車場の開門時間は午前7時ですが5時の時点で既に並んでいる車があるようです。
主な駐車場として基地南駐車場と431沿い駐車場の2ヵ所が用意されていました。
431沿い駐車場の方が入場口の正門に近いですがそれでも1.3km~2kmぐらいは徒歩になります。
基地南駐車場はさらに遠いのでシャトルバスが用意されていましたが往復500円の有料との事でした。(小学生以下無料)
駐車場へは米子方面から左折のみ可能というものでした。
駐車場周辺は混雑するのでJR境線の米子空港駅、中浜駅といった会場までのアクセスが良い駅が近くにあり、臨時列車もあることからJR境線を使うのも良いと思いますがそれもやはり開場間際の時間帯は混み合うようです。
手荷物検査の入場待ち
境港公共マリーナキャンプ場から美保基地正門までは約2.3kmです。
臨時駐車場に車を停めても場所によっては2km近く歩くことになるのでチェックアウトまでまだ時間もあるし、このままキャンプ場から歩いて会場入りすることにしました。
キャンプ場目の前の砂浜からは海の向こうに大山を見ることができます。
小学6年生のお兄ちゃんと1年生の弟くん。2kmちょっとなら頑張って歩いてもらいましょう。
そして8時40分に美保基地正門に到着しました。航空祭の歓迎ゲートの下は既に入場待ちの行列がズラリと並んでいます。
8時45分に開門ということでしたがどうやら人が多くてその30分前から開門されてたようです。
この正門では手荷物検査を実施していてその検査待ちのため入場にかなり時間がかかっていました。
9時がオープニングフライトということでこの時間帯が一番混雑していました。
以前は手荷物検査は無くてすんなり入場できていたようですが、手荷物検査があるとなるとオープニングフライトに間に合わせるには早めに会場に到着しておく必要があるでしょう。
美保基地航空祭2018フライトスケジュール
2018年美保基地航空祭のプログラムはこのようになっています。
9時のオープニングフライトが終わった後は新しく配備された今回の航空祭のメイン機のC-2大型輸送機ブルーホエールの展示飛行があります。
2017年は人気のブルーインパルスの曲芸飛行が午後にあったのですが、2018年度は残念ながら飛ばないようです。
そのせいもあってか6万人だった前年までの来場者数は2018年は3万3千人になりました。
曲芸飛行は見たかったですがブルーインパルスが終わった後の渋滞がものすごいと聞いていたので今回は帰りに渋滞することなく航空祭に参加できたように思います。
メインのブルーホエールに期待しながらF-2、F-15といった戦闘機の飛行展示を楽しみにしていました。
ブルーホエールC-2フライト動画を準備しました
混雑していた手荷物検査を9時直前にようやく終えて少し開けた東グラウンドでオープニングフライトを見ることができました。
オープニングフライトは小型なT-400練習機を先頭に早速C-2ブルーホエール2機がそれに続いていました。
動画はiPhoneXで撮影したものです。ズームをしていないので機体は小さいですが肉眼で見た感じに近いです。
飛行展示のメインエリアは滑走路側になります。
フライトは基地内のどこからでも見ることができますが空が開けていてよく見える滑走路側の見学ポイントを目指して歩くことにしました。
滑走路側も9時の時点で既にたくさんの来場者が集まっていました。かなり広い会場に圧倒されます。
その広い会場内には地上展示用の機体がたくさん並んでいますが、全部見て回ろうと思ったら結構な距離を歩くようになります。
ブルーホエールの地上展示もありました。戦闘機ではなく輸送機になりますがかっこいいですね。飛んでる姿を見てみると、
輸送機とは思えないほどの旋回を見せてくれました。
あれだけ傾いたら中はどうなるんだろうと思いましたがまあ大丈夫なのでしょう。
ブルーホエールから荷物をパラシュートに付けて落とす物資の投下もありました。
輸送機ならではのデモンストレーションですね。
「あっ、パラシュートだー」とこどもたちも大喜びで歓声もひと際大きかったです。
すごい行列だったので見れませんでしたが、頑張って並べばブルーホエールの中を見学することができました。
人だかりがすごかったので落ち着いて見ようと思ったら早い時間帯に行くしか無さそうです。
小型なT-400の4機編隊もありました。きれいに並んでいてスピード感のある編隊でした。
戦闘機のフライト動画も準備
フライト間の待ち時間を使って地上展示を見て回ったりしていたところに、いきなり会場にゴォォォォーっと響き渡る轟音が!
F-2戦闘機が猛スピードで会場に現れました。
戦闘機の音がこれほどすごいとは。
動画で見ると機体はすごく小さいですがその存在感はものすごいです。
迫力のある音を聞いて最前列にいた自衛隊マニアなファンの方々が「おー、これこれー、飯が食える~」と大喜びしていましたね。
たしかに胸に響く迫力のある良い音でした。この音が聞けただけでも来た価値は十分にあります。
続くF-15戦闘機も同じく轟音を響かせながら航空祭の会場を何度も周回していました。
飛んでる機体の写真はさすがにスマホだと限界があります。最前列にいた方々のカメラはどれも望遠がすごそうなものばかりでシャッターの連射音もすごかったです。
インスタ等でアップされてると思うので機体写真はそちらで見るとよりわかりやすいでしょう。
飛行展示以外も楽しめる
滑走路側はフライトが見やすいですが日陰は一切ないのでかなり暑いです。帽子は必須です。
大きな日陰になっている格納庫内で座って見学する方も多かったです。
地上展示として飛行機体の他にもいろいろなものが展示されていました。
こどもが楽しめるようなコーナーもあちこちに用意されています。
自衛隊グッズ売店エリアもかなり広くスペースが取ってあっていろんな物が販売されていました。軍モノ好きな人はしっかり予算を持って参加するといいかもですね。
11時を過ぎて美保分沌地のヘリのフライトが終わると午前の飛行展示は終わりです。
その頃にはグラウンド横の売店エリアは活況を極めてました。当然ここも行列必至です。
午後からもプログラムは続き、C-2ブルーホエールの飛行もあるのですがキャンプ場のチェックアウトが14時なのでおまけのカキ氷をつき合わされたところで12時過ぎには会場をあとにしてキャンプ場へと戻りました。
午後からはブルーホエール4機が同時に飛ぶ展示飛行があったようです。
ひとりごと
こどもたちも初めての航空祭でしたが飛行機を間近で見ることができて楽しんでいる様子でした。
普段見ることができない基地の様子や戦闘機も見ることができたので鳥取市からわざわざ来た甲斐は十分にありました。
午後の飛行展示を見ることができなかったので次回はもう少し時間に余裕を持って来たいと思います。
キャンプ場の朝日も目を見張るような美しさでした。
境港公共マリーナキャンプ場は朝日がきれいなキャンプ場として深く印象に残りました。
利用料も安くて基地からも近いので前日入りするには最適なキャンプ場です。

※写真や動画は全てiPhoneXで撮影しています。
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