

美保基地航空祭2018に行くために前日入りして境港公共マリーナキャンプ場でキャンプしてきました。
選んだテントは新品のDODカンガルーテントS。
境港公共マリーナキャンプ場はネットでもあまり情報が少なかったのですが基地から近いので前日入りするにはちょうどいいなと思ったので行ってみる事にしました。
境港公共マリーナキャンプ場へ
2018年5月27日(日)に鳥取県境港市にある航空自衛隊美保基地で航空祭2018が開催されました。
毎年開催されてますが予定が合わず同じ県内なのに行くのは今回が初めになります。
航空祭のスケジュールは9時のオープニングフライトで始まり、15時の終了予定です。
3万人以上が訪れるイベントとあって会場周辺は大混雑が予想されていました。
駐車場が開門されるのは朝7時からで駐車場も混雑が予想されるので約90km離れた鳥取市から日帰りで行こうと思ったらかなり早起きしなければなりません。
美保基地から約2km先に安く利用できる境港公共マリーナキャンプ場があるのでそこにテントを持っていって前泊してから航空祭のオープニングに間に合うように行こうと計画しました。
持って行くテントは新しく買ったばかりのDODカンガルーテントSです。
金曜日にお姉ちゃんに熱が出てしまい、土曜の朝には落ち着いた感じはしていましたが大事をとって母親と留守番することになりました。
急きょお兄ちゃんと弟くんとの男だけの3人キャンプになってしまったのでいつものDODカマボコテント2ではなく少人数向けのコンパクトなカンガルーテントSをこの機会に使ってみることにしました。
そしてカンガルーテントを囲う幕として約3m四方のコンパクトなタトンカタープ2TCをセットするようにしたいと思います。
カンガルーテントSとタトンカタープ2TCをセット
2018年5月26日(土)
11時前には鳥取市内を出発し、途中でお昼休憩を挟みながら山陰道無料区間と431号線を通って境港公共マリーナキャンプ場を目指しました。
そして翌日の目的地である美保基地を横目にしながら13時半に境港公共マリーナに着きました。
海沿いにある船の形が特徴的な管理棟です。
キャンプ場は1区画24時間利用で1,028円とうれしい格安料金設定です。
イン時間がそのまま次の日のアウト時間になるわかりやすい時間設定でもあります。
受付を済ませると予約していた49番サイトに向かいます。
駐車場が管理棟前と砂浜側と2つあって駐車場からサイトまでが近い砂浜側サイトを予約していました。
サイトに着くとその広さにびっくり。キャンプ場も広いですが各サイトもしっかりとサイズがあります。
大きなツールームテントも問題なく張れるサイズです。隣サイトとの境目はコーナーにある杭ぐらいなので特に砂浜側は広くて開放感があります。
日差しが強いので早々にタトンカタープを張り終えて日陰を作ったら次にカンガルーテントSに付属していたグランドシートを広げます。
そしてカンガルーテントをこの上に張りますが、
はい完成!
ワンタッチテントなので一瞬で張り終えます。テントよりタープを張ったりテーブルやチェアを並べる方が時間がかかるぐらいです。

カンガルーテントの簡単さはこの動画付き記事がわかりやすいです。
使っているタープポールについてはこちらの記事で解説しています。
このキャンプ場は車の乗り入れができませんが砂浜側のサイトだと駐車場が目の前にあるのでオートキャンプ場に近い形で荷物を搬入することができます。
日当たりが良くて乾きやすくて良いサイトでした。
境港夢みなとタワーへ
設営をあっという間に終えたあとは目の前に広がる砂浜へ行ってみました。
海では高校のヨット部が盛んに練習していてその向こう側には中国地方最高峰の大山(だいせん)を目にすることができます。
ちょっと砂浜を見に行くだけと思ってましたがこどもたちは早速砂あそびが始まったようです。
天気が良すぎて暑いくらいだったので海に足をつけるのが気持ちよかったですね。※ここで海水浴はできません。



ということでせっかく境港に来たのでランドマークでもある夢みなとタワーに登ってみることにしました。
高さ43mの全面ガラス張りが特徴的なタワーです。
周辺も夢みなと公園として広く整備されています。
入館料 大人 300円、小中学生 150円
そして館内に入ってエレベーターに乗り込むと1分も経たないうちにあっさり登頂!
43mの高さはマンションだとおよそ14階建てなのでタワーとしてはかなり低く、その低さはどうやら日本一のようです。
でも島根半島が一望できてきれいでした。
タワー頂上の展望台からは美保湾も一望できます。
境港さかなセンター前にある桟橋は多くの釣り人で賑わっていました。
かなりの人気釣りスポットなので場所取りは早朝から頑張らないといけないようです。
タワー館内は展示物の他にシアターやキッズコーナー、コスプレコーナー等もあっていろいろ楽しめるようになっています。
そしてタワー1Fにあるお土産コーナーはかなりの充実した品揃えです。
プロが選ぶ土産物施設100選に入選してるようで、ここは無料で入れるし鳥取みやげならここに来れば何でも揃うでしょう。
次に夢みなとタワーの隣にあるみなと温泉ほのかみでお風呂に入ることにしました。
キャンプ場にはシャワーがありますがゆっくりするならやっぱり温泉です。
露天風呂やジェットバス、サウナ等があってきれいな施設でした。
入浴料大人 700円、小学生以下 350円、3歳未満 無料
温泉のあとは近くにある大型スーパーのPLANT-5境港店に行って晩ごはんの食材を調達します。
このスーパーはホームセンターと一体型になっていてすごい広いうえにどれも安いのでキャンプの買い出しはここで全部買えば良かったと思うぐらいでした。
500mlペットボトルのファンタが64円だったのでこども用としてお菓子等も買い込んでからキャンプ場に戻りました。
航空祭目当ての寝るだけキャンプ
キャンプ場に戻ってきたのは18時過ぎ。すっかり日が傾きはじめています。
周りのテントの数もずいぶん多くなってきました。今日は翌日の航空祭目当ての方も多そうです。
ライスクッカーで炊飯の準備を済ませたらようやく今日のお疲れ一杯です。
風が穏やかで気温も23℃と涼しくてかなり過ごしやすかったです。
5月はまだ虫も少なくて気候も良いのでキャンプがしやすい時期だなーと感じました。
テーブルの準備を進めているとご飯が炊けるまで待てないこどもたちはフライング気味に晩ごはんをスタートさせています。
テーブルはこのウッドテーブルを使ってます。
いつもならファイアグリルを使ってバーベキューをするのですが翌日の片付けをラクにするために今回は買ってきた惣菜が中心のお手軽メニューです。たまにはこういうのも良いですね。
卓上コンロでハムステーキやホルモンといった焼き物をちょっとだけ楽しみました。
晩ごはんを食べ終えたらカンガルーテント内でトランプ。
小さいといってもテント内でゴロゴロできるだけのスペースはあります。
テント内はハイランダーのインフレ―ターマット2つがちょうど良いサイズでした。
カンガルーテントは大型テント内に立てるインナーテントというカンガルースタイルを基に作られているのでテント生地に耐水圧は無く、テントを別の幕で囲わなければなりません。
ずっと晴れだったのでタープで囲う形で使用しても問題ありませんでしたが、少しでも雨が降る予報ならカンガルーテントを濡らさないようしっかり囲える幕が必要になるでしょう。
あたりがだんだん暗くなり始めたのでランタンの準備。
境港公共マリーナキャンプ場は街中にあるキャンプ場なので買い物や観光はしやすいですが、交通量の多い国道431号線沿いにあるので絶えず車の音が聞こえます。
今回は翌日の美保基地航空祭を目的としたキャンプ。
格安キャンプ場で前日入りすることができてさらにキャンプも楽しむことができるとあれば少々の騒音は全然問題ありません。
20時を過ぎる頃には辺りはすっかり暗くなってきました。気温は17℃と涼しくて外が気持ちいいです。
いつものキャンプなら焚き火をしている時間ですが、今日は寝るだけキャンプなのでこどもたちと航空祭の予定を話しながら明日に備えて早めに寝ることにしました。
カンガルーテントSは220×150cmの大人2人用サイズですが、大人1人とこども2人なら何とか並んで寝ることができます。

使いやすいテントです。
翌日の美保基地航空祭の様子は次回に続きます。