

2018年5月に1年ぶりにタフワイドドームⅣ/300でキャンプしてみました。
場所は海を目の前にした兵庫県豊岡市にある気比の浜キャンプ場です。
ソロキャンプになりましたけどなかなか楽しいキャンプになりました。
緑のテント
2018年5月12日〜13日の土日に兵庫県豊岡市の気比の浜キャンプ場(けいのはま)に行ってきました。
近年では日本海沿いの鳥取市と豊岡市を結ぶ山陰近畿自動車道の整備が進み、2017年11月に新温泉浜坂ICが開通してさらに便利になりました。
その豊岡市の日本海に面した海水浴場にあるのが気比の浜キャンプ場です。夏のシーズン以外は無料で利用できるキャンプ場で道路が良くなって行きやすくなったこともあり、いつか無料の間に行ってみたいなーと思ってました。
GWにキャンプを満喫したこどもたちはその翌週はクラブ活動や習いごとに友だちと遊ぶ約束があったりしていつもの土日にすっかり戻ってます。
そんな中、私だけひとり土日に何も予定が無くてヒマだなーって思ってごそごそとキャンプの片付けをしているとカマボコテント2の前に使ってたコールマンタフワイドドームⅣ300が目に入りました。

とふと思ったのでヒマだし久々に張ってみるかーという事でせっかくなのでかねてから行ってみたかった気比の浜キャンプ場を目指すことにしました。
一応こどもたちにも


声を掛けてみましたがあっさり断られてしまいました。
タフワイドドームも張るのは今となってはそんなに時間がかからないと思いますが、初めて買ったテントで買った当初はたしかに張るのにかなり時間がかかっていました。
タフワイドドームとカマボコテント2なら張るのは同じくらいの時間でしょうけどどうやら最初のイメージが根強く残ってしまっているようです。
半ばソロキャンプでも仕方なしと薄々感じていたので思い切ってタフワイドドームⅣを持ってソロキャンプをしてみることにしました。
久々にタフワイドドームⅣ/300を設営
ということでコールマンタフワイドドームⅣ300を持ってソロキャンプをしようと約80km先にある気比の浜キャンプ場にやってきました。
1人でこのテントを張ったことはありませんがきっと大丈夫だろうと少しタカをくくってましたが、思いのほか悪戦苦闘!
1人だとポールの立ち上げやフライシートを被せるときになかなか手こずって時間がかかってしまいました。お隣で夫婦でテキパキとコールマンのツールームテントを張ってる方より完成はずっと遅かったです。
それでも最後にキャノピーを立ち上げたところで何とか1人で完成までたどり着けました。
サイズ的にはどー考えてもソロ向きではないですが、今回の目的はテントの点検。
完成後すぐにくまなくテントを見てまわりましたが多少の汚れがあって拭き掃除をしたぐらいでテントの機能性は何も問題なし。
久々の出番にこっちが設営どうだったかなーって思ったぐらいでテントそのものはこれといった異常もなくまだまだしっかり使えることがわかりました。
そうして設営に1時間ちょっとかけて落ち着いたところでひと休み。
気比の浜キャンプ場は目の前のオーシャンビューが気持ち良いキャンプ場ですね。
今日は波が全くない凪(なぎ)。やや暑いくらいの日差しに穏やかな波音が心地良いです。
普段ならここで設営お疲れ一杯といきたいところですがこのあとのお楽しみが控えているので飲み物は水だけにして我慢しました。
城崎温泉外湯めぐりへ
設営を終えてひと休みしてると時刻は12時30分になりました。
おなかが空いてきたのでお昼ごはんにしようと思います。普段のファミリーキャンプならここで何か簡単なものでも作ろうかとなりますけど今日はソロキャンプ。
たまには一人で外食してみようと車を走らせることにしました。
気比の浜キャンプ場から車を走らせてすぐにかまどめし気比の里の看板が目に入ったのでちょうどいいやとここでお昼にすることにしました。
ファミリーキャンプなら予算オーバーですがソロキャンプなら何とか予算の範囲内です。
そして清潔感のある店内に入ってとり天南蛮定食を注文。
おこげをわざと入れてあるほどご飯にこだわりを感じながらおいしく頂きました。
プラス100円で名物のご飯を大盛にしたせいもあってすっかり満腹になり、今回のキャンプで最も楽しみにしていた城崎温泉(きのさき)へと向かいました。
こどもたちがいるなら近くにある水族館城崎マリンワールドで遊んでもよかったのですが、一人なので午後の時間をこの温泉街でゆっくり過ごしたいと思います。
城崎温泉は歴史のある風情豊かな温泉街です。
城崎温泉駅近くにある30分100円のコインパーキングに車を停めて温泉に入りたいと思います。
城崎温泉といえば何といっても外湯めぐりが有名です。
1つの湯に入るには大人600~800円が必要ですがそれを大人1,200円の1日チケットを買うことで7つの湯に自由に入ることが出来るようになります。
小人(3歳以上) 600円
7つの湯を全てめぐれば1つあたりかなりお得になるなーと考えながら駅前にある「さとの湯」からスタートして順番に温泉を渡り歩いていきます。
展望風呂や洞窟風呂、老舗温泉など趣向豊かな温泉をいろいろと楽しむことができました。
雰囲気のある温泉街なので歩くだけでも楽しいです。

1軒あたりでそれぞれゆっくりしていたら4軒の外湯めぐりをしたところで16過ぎになったのでそろそろキャンプ場へ戻ることにしました。
一気に7つの湯を全部めぐってもよかったのですが脱衣の繰り返しであわただしくなるし、この続きはそのうちこどもたちを連れて一緒にめぐりたいと思います。
城崎温泉駅近くにミニフレッシュという和風な外観の小さなスーパーがあるのでここで晩ごはんや朝ごはんの買い物をしてキャンプ場へ戻りました。
コンビニ等も温泉街の雰囲気に合うように造られていました。
ソロキャンプの夜
キャンプ場に戻るなり焚き火の準備だけ済ませてから早速ビールを1本。
穏やかな海を眺めながら贅沢な時間だなーとひと息です。たまにはこうした自由で穏やかな時間もいいものです。
ソロキャンプに慣れてないのでチェアに座ってじっとしていても何だか落ち着かなくてキャンプ場内をあちこちウロウロと散歩したりしていました。
円山川河口の海岸から沖まで伸びた突堤は絶好の釣りポイントのようでたくさんの釣り人が訪れていました。
散歩も終わったら他にやることも無いので晩ごはんにすることにします。
アスパラベーコンを焼いたりローストビーフサラダをわさびドレッシングで頂いたりしました。
色合いが似たようなメニューの組み合わせになりましたがソロなので見た目は気にしません。緑があるだけ少しはましかなーといったところでしょうか。
温泉街で近くの津居山漁港でとれたというおいしそうなほたるいかの一夜干しが並んでいたのでつい買ってしまいました。
酒屋にも寄って地酒の但馬(たじま)も買ったので気比の浜セットと称してそれぞれ楽しみました。
暗くなってくると同時にランタンを点けて焚き火をはじめました。
沖から続々と帰ってくる漁船を眺めながら1人だけの夜のはじまりです。
今までがファミキャンやグルキャンといった賑やかなキャンプばかりだったので急にソロキャンプになると静かだなーって感じがしましたが、次第にその静けさにも慣れてくるようになりこういうキャンプもたまにはいいものだなーと感じるようになりました。
このランタンスタンドが結構便利でしたよ。
その後は22時になるまでにはコットに敷いた寝袋に入ってたと思います。
早めに就寝したせいもあって翌朝は4時に目が覚めました。
起きるにはまだ全然早いのでもう少し寝ようかと思いましたが、午後からの雨予報がその後どうなっただろうと気になって天気予報をちょっとのぞいてみると早朝からの雨予報に変わってます。しかも小雨じゃなくて本降りの様子。
ファミキャンなら雨撤収のあきらめがつきますがソロなら今から片付けても間に合うだろうという事でできる限り静かに車に荷物を詰め込んで朝の5時にはキャンプ場をあとにしました。
ひとりごと
朝ごはんを食べてゆっくりしてから帰ろうと思ってましたが、パラパラと雨が降り出したので大慌てで片付けました。
そして鳥取に帰る道中ではざあざあの本降りに。
2日目をゆっくりすることはできませんでしたが初日のことを思うと総じてソロキャンプを楽しむことができたように思います。
焚き火をこんなにゆっくり楽しんだのも初めてです。
ソロだと設営や撤収、料理の準備などあらゆることを手短かに済ますことができてキャンプがより身近になったような気がしました。

1人だと行動ももちろん自由なのでファミキャンではなかなか出来ないことも好きなように出来たりします。
次はどの湯に入ろうかなーと考えながらの外湯めぐりはなかなか楽しかったです。
今回はソロなのでソロ湯めぐりとでもしておきましょうか。
1年間出番の無かったコールマンタフワイドドームⅣ/300も全く心配することなく健在でした。
ソロキャンプには全然向いてませんがファミリーキャンプには抜群の安定感をもたらしてくれるテントです。

最後にブロガーらしく施設紹介をちょっとだけ。
気比の浜キャンプ場にある施設は水洗トイレ棟と炊事棟だけです。男子トイレは和式でした。女子トイレについてはブログまとめの中のどこかのブログに書いてあったと思います。ゴミは持ち帰りです。
キャンプ場は以前は広い芝生でしたが今はその大部分が災害復旧工事中で土が搬入されています。
土の上でもキャンプはできますがやはり芝生サイトに人気があるので工事期間が平成30年8月13日までということで早期復旧に期待したいと思います。
そしてキャンプ場の全景写真を撮ろうといろいろ頑張ってみましたがかなり広いところなので小高い丘から撮ったこの写真が精いっぱいでした。
これだと奥の方がわかりづらいし、施設も写ってないのでもっとわかりやすいキャンプ場の全景写真が撮りたいなーと思ったので、
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上空から撮ってみました!

また気比の浜には行きたいと思います
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