カマボコテント2をきれいに張るコツを解説します【第1回】

 

こんにちは

DODカマボコテント2はわかりやすい構造をしているので設営しやすいテントです。

ここではただ設営するだけでなくカマボコテント2をきれいに張るためのちょっとしたコツを連載形式で解説していきたいと思います。

カマボコテントミニにも共通します。

 

 

カマボコテント2をきれいに張るには

新しいカラーバリエーションが増えたりカマボコテントミニの登場もあったりして2018年はますます目にする機会が増えたDODカマボコテント2。

そんなカマボコテント2をおよそ1年前に手に入れてからキャンプする度に持っていっては使ってきました。

試し張りからはじまり、順調に設営できたときもあれば強風でテントポールが曲がってしまったり設営方向をミスってもう一度設営し直したりとこの1年でトラブルを含めていろいろな出来事がありました。

そうした出来事のおかげもあってカマボコテント2に対する経験値が上がり、設営はだいぶ慣れてきたので次のステップとしてきれいに張ることを意識するようになりました。

テント幕とテントポール4本のみという簡単な構造なので設営すること自体はそんなに難しくないのですが、テントをピンときれいに張りたいと思ったら意外と難しいのがこのカマボコテント2です。

初めてカマボコテント2を買ったときは設営するだけで精一杯でしたが、何度か使っていくうちにきれいに張ってみたいなーと思うようになりいろいろ試行を重ねてみた結果、少しずつそのコツがわかってきましたのでその中から主なポイントを整理して解説してみることにします。

 

1.ペグの位置が重要ポイント

カマボコテント2はペグを打たないと張ることができません。

したがって幕やポールだけでなくペグについても重要なテント部品と考えるべきです。

4本のテントポールの位置をペグを打って決めていくのでそのペグを打つ位置が外観のおおよそを決めるまず第一の重要ポイントになってきます。

 

1-1.ペグを打つ位置と本数

まずはそのペグを打つ位置を整理してみることにします。

がいつもテント用ペグを打っている位置です。

4本のテントポールの先端にそれぞれ1本ずつで計8本。

そしてバックウィンドウ側に2本と前面ドア側に4本打ってるので全部合わせて14本になります。この他にもロープ用ペグがバックウィンドウの2本を入れて10本あります。

ロープまできっちりペグを打つとすると合計で24本あり、ペグを打たないと張ることができないテントなので必然的にペグを打つ本数は増えてきます。

 

1-2.ペグを打つ順番

ペグを打つ順番はまずは両端どちらかのテントポールからで、前面ドアのあるポール①からかバックウィンドウ側のポール④から打ち始めます。

テントを立てる前にグランドシートを敷いておおよそのインナーテントの位置をまず決めるようにしてるので、バックウィンドウ側のポール④から打つようにしてインナーテント位置を先に決めるようにしています。

インナーテントを付けっぱなしのまま張ることが多いので、先にポール④を決めておくとあまりインナーテントをズリズリと引きずらなくてすむという理由もあります。

 

1-3.ベルトを活用する

カマボコテント2にはポールの下部どうしを結ぶベルトが付いています。

ポールを横にめいっぱい広げようと思ってもこのベルトがあるので広げる限界があります。

ポールの長さとベルトの長さが決まってるのであまり深く考えなくてもポール用ペグを1つ打てば自然とポールの反対側のペグ位置も決まってきます。

ベルトはわかりやすい目安になるので引っかかるからといって外さずに必ず付けたままにしておくのがいいでしょう。

ベルトを外したまま設営すると出来上がりが変形する原因にもなります。

ベルトは地表面にかなり接しているので薄いスリッパとかを履いてない限り気にするほど引っかかることはほとんどないので基本的に付けっぱなしのままで問題ありません。

 

1-4.バックウィンドウ側を先に

ポール④のペグを2本打ってもテントはまだ自立しないのでポール④を誰かに支えてもらうか倒したまま次の作業に移ります。

そこで次にポール③のペグ打ちに移るのではなく、先にバックウィンドウ側の2本のペグを打っておくとポール④は倒れなくなるのでその後の作業がしやすくなります。

ここでバックウィンドウ側のペグ位置についてワンポイント。

図面だとわりと斜めに入り込んでいますが、ここで斜めに入り過ぎてしまうとバックウィンドウ側の幕があまるようになるのでしっかりペグ打ちをしたとしても大きなしわが入りヨレヨレした印象になってしまいます。

 

ここを頑張ってできる限り直線になるように張ることで見た目的にはきれいに張れたような感じがします。

細かいポイントですがこういった細かいポイントが見た目を大きく左右する場合があります。

さらにバックウィンドウをロープを広く使ってピンと張っておくときれいに張れた感が増すようになります。

サイトによっては裏側にまわって全然目立たないこともあるバックウィンドウですが、きれいに張れた感を出すことができるポイントでもあるのでいつもこのような形にするようにしています。

 

1-5.残りの3本のポールはなるがままに

ポール④とバックウィンドウ側のペグ打ちが終わると残りの3本のポール用ペグをポール③から順番に広げながら打っていくわけですが、幕をめいっぱい広げた位置が次のポール位置になります。

精一杯幕を伸ばしたらこれ以上いかないという所に到達するのでそこがポール用ペグを打つ位置になります。

そしてそのポールの反対側のペグ位置はベルトによって勝手に決まってきます。

なのでここで頑張って一生懸命幕を引っ張ったところであまり出来映えは変わらないので思いっきり幕を引っ張ることより4本のテントポールがきれいに直線に並ぶことを意識しながらペグを打つ位置を決めていくといいです。

 

1-6.前面ドアも重要ポイント

テントポール4本を打ち終えると外観のほとんどが見えてくるようになってテント内には大きな空間が出来上がります。

このあたりでこどもたちはわーいと言いながらテントの中に入っていきますね。

そして最後の仕上げとして前面ドアのペグ打ちに取り掛かるのですが、ここもきれいに張ろうと思うと意外と難しいところです。

きれいに張ろうと思ったらバックウィンドウ側と同じくまずはあまり斜めに曲がり過ぎずに最大限直線になるようにペグを打ち、そこから直角方向というかポール方向と平行になるようにドア下にペグを打って固定させます。

テントの角はどうしても少し斜めにはなりますがそんなに気にする必要はなく、ドアがテントポールに対して平行になってたらそれなりにきれいに張れた感が出るようになります。

前面ドアはサイトの目立つ位置に来ることが多いのでここはていねいに張っておきたいところです。

 

1-7.ロープを必ず張る

テント用ペグを全て打ち終えたらテント自体は完成です。

あとは最終仕上げとしてオレンジ色のスリーブに付いてるロープを全て張っていきます。

このロープを張ることでテント幕が少しだけピンと張った感じになります。あくまでも少しだけという感じです。

というのもロープは幕というよりポールに付いているのでロープを張ることでポールを広げてその結果幕も少し広がるといった感じになっているからです。

したがってタープをピンと張りたい時のようにめいっぱい力をかけてロープを張ったところでポールに余計な力が加わるだけでテントの張り具合はそれほど変わりません。

それでもポールが広がるおかげでテント内の空間がわずかに広がるし、幕の張り具合も少し良くなるので毎回必ずロープまで全て張るようにしています。

また張り具合だけでなく風が強いときの防風対策にもなるし、雨天時にテント性能を最大限発揮させる事ができるのでロープはしっかり張っておく必要があるでしょう。

 

ひとりごと

というわけでカマボコテント2をきれいに張るコツの第1回としてペグ位置についてを解説してきました。

テント幕とテントポールとベルトのサイズが決まってしまっているので、最初のテントポールに基準となるペグを1つ打ち付ければそのポールの反対側が方向角となり残りのペグ位置は幕を広げていくうちに自然と決まっていきます。

なのでポール間をめいっぱい広げてピンと張ろうと頑張ってももろもろのサイズが決まっている以上あまり出来映えに影響はありません。

どちらかというとその前後のバックウィンドウや前面ドアをていねいに張る方が全体の出来上がりの印象はずっと良くなります。

 

また、ペグを打つ本数が多いので性能が高い鍛造ペグペグハンマーを準備しておくと設営作業はずいぶん楽になります。

テントを買うとペグも付いてきますがそれらは予備用として持っておき、とりカマ家ではテント用ペグに鍛造で丈夫なエリステ28、ロープ用ペグは短くて作業しやすい鍛造のソリステ20を使うようにしています。

カラーは全てブラックを使ってますが他にも赤とかいろんなカラーのペグがあるのでペグのカラーを変えることでちょっとサイトの雰囲気を変えてみるのもいいかもしれません。

 

 

ペグを打つ箇所が多いので設営が大変な感じがしますが、そうやってペグをカンカン打ってる間はさあいよいよキャンプがはじまったぞーとわくわくする瞬間だったりしますね。

ペグを打つ位置がきれいに決まるとかなりすっきりしますよ

 

カマボコテントをきれいに張るコツを解説します

 


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