

もしカマボコテント3が出るとしたらこんなことを期待したいなーっていうことを書いてみました。
INDEX
初代カマボコテントの改良版がカマボコテント2
2016年に登場したDODカマボコテントは鮮やかなベージュのカラーリングで設営しやすいトンネル型テントにデザイン性や機能性も加わって一躍人気テントになりました。
そのカマボコテントに対し、翌年の2017年に早速改良版としてカマボコテント2が登場。
カマボコテント2では構造上結露しやすいテントに対し、幕の厚みを初代に比べて倍にすることで結露防止策が施されているほか、バックウィンドウやベンチレーションを大きくして通気性も高めました。その他にも細かな機能の改良が加えられています。
機能性だけでなくブラックカラーといった新しいカラーも登場しました。
そうして機能性が大幅に上がったことや斬新なブラックカラーがさらに話題を呼び、その人気はさらに上昇して生産が追い付かず2017年の最後には抽選販売に至るまでになりました。
そんなカマボコテント2ですがもし次のバージョンとしてカマボコテント3が出るとしたらどんなところがさらに改良されるのかを考えてみました。
カマボコテント2で10泊してみて
カマボコテント2を2017年5月に入手して以来キャンプに行くたびに使っていて、カマボコテント2でのキャンプがようやく10泊に達しました。
10泊してみた感想の記事を書こうと思ってましたが、それだけでは何となく物足りなくなったので次のカマボコテント(カマボコテント3?)に期待することも合わせて書いてみることにします。
1.テント幕について
テント幕に付いてる4つのオレンジ色のスリーブに4本のポールを差し込んでから起き上げるといった設営方法がこどもにも理解しやすくてわかりやすいです。トンネル型テントならではの構造のシンプルさは今後も続いていくでしょう。
テント幕の厚みが増したことで重量が増えたので1人で立てるとなると慣れてないとちょっと大変ですが、2人いれば問題なく立てることができます。
初めのうちは大きい幕をたたむのにひと苦労してましたが、2人いればだいぶきれいにたためるようになってきました。
設営や撤収がしやすい大きなテントはファミリーキャンプにぴったりだと思います。
幕の材質は150Dポリエステルですが、人気上昇中のTC素材(ポリコットン)タイプの幕がカマボコテントで出ると面白いかもしれませんね。大きさ的にはミニカマあたりなら可能でしょうか。
幕の大きさは3~5人家族だと大きすぎず狭すぎずのちょうど良いサイズです。天井高が最大で1.95mあるのでテント内での圧迫感は無く一般的なファミリー向けのツールームテントとして使いやすい大きさです。
これ以上大きくなると幕がかなり重たくなってしまうのでより大きいサイズは期待してませんが、長辺を少し短くして軽量化をはかることはあるかもしれません。
2.テントポールについて
テントポールはアルミ製のショックコード式です。折りたたんだ状態で4本のポールがテントと一緒にバッグに入ってます。(写真はポール2本)
唯一の部材でもあるこのテントポールを軽視してはいけません。
テント設営中に強風にあおられてテントポールが大きく曲がったことがあります。
購入当初は直線だったポールは使っていくうちに曲がりくせが付いて「く」の字形になっていきます。変な向きに曲がった場合はその部分だけ組み替えれば「く」の字形に戻ります。
曲げて使うポールなので曲がってしまうのはいいのですが、それでもあまり大きく曲がってしまうと立てた時のテントの形が崩れてしまいます。
テントポールは1本から購入することができますが、できるなら買わずに済むようもう少し強度があるといいなって思います。
3.インナーテントについて
2.2m×3.0mのインナーテントは5人家族プラス荷物でも快適に使えるサイズです。高さのあるコットを使うことでコット下を収納スペースとして使えるのでインナーをより広々と使うことができます。
インナーテントで気になる点があるとすればランタンフックの位置です。中央じゃなく入口上部という隅に付いています。
ここにちょうどスリーブがあってポールがあるので耐荷重のあるこの位置になったのでしょうけど、ここにランタンを1つ付けただけではインナー内は明るくなりません。
構造的なことなのでこの改良はあまり期待せず、ランタンを増量してインナー内を明るくするようにしています。
それ以上にインナーテントで気になるのがこちらです。
インナーテント内のバックウィンドウ。
せっかくテント幕のバックウィンドウが大きくなったのにインナー内のバックウィンドウがやたら小さい・・・。
バックウィンドウから入ってきた風がインナー内に入ってくるのはその半分以下くらいになってしまってます。もったいない。
メッシュの量がせめてピンクで囲ったあたりまで広がればもっと通気性が高まると思います。

4.バッグについて
バッグについての気になる点を紹介しておきましょう。
幕をたたむ時にテキトーに丸めてしまうとかなりの大きさになってしまうのでバッグに入れるのもひと苦労です。バッグはかなりパンパンになってしまいます。
きれいにたためばポールを入れてもバッグに余裕が出来るんですが、気になる点は、バッグファスナーが1つのみという点です。
ファスナーが一方通行のみなので、コールマンのバッグのようにファスナーが2つ付いていると幕を雑にたたんでパンパンになってしまったとしても閉めやすいのになって思います。
5.カラーバリエーションについて
新しいカラーバリエーションとしてタンカラーが2018年5月に発売される予定です。
サイズ感のあるテントなのでテント幕のカラーがちょっと変わるだけでかなり印象が変わってきます。アクセントになるスリーブの色だけが変わっても印象がずいぶん違うので新色については興味が尽きません。
カラーが流行を作る場合もあるので、さらなるカラーバリエーションに期待大です。
ひとりごと
カマボコテント2で10泊してみた感想は、ひとこと大満足です。設営しやすいツールームテントが欲しかったのでキャンプがより一層楽しくなりました。
おかげでキャンプ熱が高まってしまいましたが、冬キャンプもできるようになったのでキャンプをオールシーズン楽しむことができるようになったのも満足です。
今回は記事全体をひとりごととしてカマボコテント3への期待をいろいろと書いてみました。
まとめるとこんな感じです。
既に次のカマボコテント2ではスカートの長さを25cm→15cmへ変更、DODロゴの変更といった仕様の変更が予定されています。
もし新しいバージョンのカマボコテントが発売されたとしてもカマボコテント2がしっかり使えるうちは無理して買い換えることもないのかなって思います。
