

カマボコシールドを冬キャンプで使いましたが撤収までに完全乾燥できずでした。
もっと早くから片付けておけばよかったというお話です。
びしょ濡れのカマボコシールド
2018年1月20日~21日の冬キャンプ。
雪はありませんでしたが夜から朝にかけては氷点下となる等気温は真冬そのものでした。
結露対策としてカマボコテント2にカマボコシールドを取り付けています。
朝起きてみると場内には一面に霜が降りていて、石油ストーブで暖まっていたテント内で夜のうちから発生していた結露はカチカチに凍っています。
それでもカマボコシールド効果のおかげで天井には結露がみられませんでした。
時間が経つにつれて朝の日差しが気温を高めてくれて場内の霜や凍っていたテントの結露は徐々に溶けていきました。
それによって次第にテントには水滴があふれ、テント上部をカバーするカマボコシールドも表裏どちらもびっしょり濡れています。
キャンプ場のチェックアウトが13時なのでこの日差しを頼りに時間いっぱいまでしっかり乾かしてから片付けることにしました。
順調にすすむテントの乾燥
10時頃には気温は10℃近くまで上昇。
次第に強さを増してきた日差しがあれだけびっしょりだったテントを徐々にサラサラにしてくれて順調に乾燥がすすんでいます。
撤収するにはまだ早い時間です。
テントやシールドはまだまだ日に当てたいのでシュラフや石油ストーブ等のもう必要なくなった物を少しづつ片付けたり、焚き火をしたりしながらゆっくりとした時間を過ごしました。
お昼ごはんを食べて12時過ぎになりテント内のテーブルやチェア等を片付けて、ようやくあとはテントとカマボコシールドを残すのみになりました。
乾ききらなかったカマボコシールド
日光にずっと一番前で当たっていたし、高い位置にあるので直接触ったわけではないけど見た感じサラサラしているようだったので、まずはシールドから片付けようとロープを外して幕を手に取ってみると、
意外と濡れています・・・。
日光に当たり続けた表面はしっかり乾いていますがカマボコシールドの裏面には所々水滴が残ったままです。
ちょっと写真ではわかりづらいですがカマボコテント2の天井も少し水滴が残っています。
カマボコシールドとテントとのすき間は日陰になっているので、そこが最後まで乾ききらなかったというわけです。
チェックアウトの時間まであと15分。
それぞれ拭いている時間は無いのでそのまま袋に詰め込んで撤収しました。
カマボコシールドを陰干し
家に帰ってからは天候が悪かったせいで乾かせずにずっとそのままでしたが、やっと1週間後に天気が回復したのでちょっと水滴が残ったままのカマボコシールドを袋から出してみました。
広げてみるとほとんど乾燥はしていますが、一部で水滴が残ったままの所も見られます。
庭には雪があるので湿度は高いのですが天気は何とか曇りが続くようなので夕方まで物干しざおを使って陰干しして最後までしっかり乾かしてようやく完全乾燥させることができました。
物干しでごそごそしたりしている間にこどもたちは庭で雪だるまを作ったりしながら雪あそび。
こどもたちは楽しそうですね ね。
ひとりごと
カマボコシールド2回目の使用。
カマボコシールドを付けることで朝テント内にいても結露が天井からポタポタ落ちてくることは無く、この日もカマボコシールドの効果を十分に感じることができました。
初張りの時にもその効果を感じています。
シールドを付けなくても結露がポタポタ常に落ちてくるようなことは無いですが、テントに触れるとパラパラっと水滴が落ちてきたりしていたのでそれらがシールドによって防ぐことができています。
トンネル形状なので天井にも丸みがあって水滴は普通ならサイドに流れ落ちるように思いますが、水量が多いと水滴が流れ落ちずに天井にたまったままになることも結構あります。
なので結露が多く発生しやすい寒い時期のキャンプや雨天時でのキャンプにおいてはカマボコシールドの有無がテント内の快適さを左右するように思います。
気温が上がりテントのドアを開けたりして開放するにつれてテント内と外気温との差が無くなり結露の心配も無くなっていきます。
そうなってくるとシールドはもう不要です。
いつまでもそのままだとシールドとテントの天井とのすき間の日陰が乾ききらずに最後まで濡れたままになってしまいます。
カマボコシールドにはロープが8ヵ所付いているのでそれらを使ってテントとは別々に乾かすことが一番良かったのかもしれません。

使ってるもの
ミニ用もあります