

ファミリーキャンプに最適なツールームテント。2017年、いろいろなツールムーテントを目にしましたがどんなツールームテントがあったのかを価格順にランキング形式でまとめてみました。
INDEX
- ツールームテントランキング【2017年】
- 20.コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス
- 19.コールマン タフスクリーン2ルームハウス
- 18.ドッペルギャンガー カマボコテント2
- 17.ドッペルギャンガー ワンタッチビッグダディ
- 16.ロゴス neos スクリーンドゥーブル
- 15.ロゴス neos プレーリー2ルーム
- 14.コールマン アテナスクリーン2ルーム
- 13.ローベンス グリーンキャッスル
- 12.ロゴス グランベーシックトンネルドーム
- 11.コールマン アテナトンネル2ルーム
- 10.小川キャンパル シュナーベル5
- 9.スノーピーク トルテュライト
- 8.コールマン ウェザーマスターコーチ
- 7.ヒルバーグ ナロ4GT
- 6.小川キャンパル ティエラ5EX
- 5.小川キャンパル ヴェレーロ5
- 4.ノルディスク レイサ6ベージュ
- 3.コールマン ウェザーマスターコクーンⅡ
- 2.スノーピーク ランドロック
- 1.スノーピーク トルテュPro.
- ひとりごと
ツールームテントランキング【2017年】
ドッペルギャンガー カマボコテント2
2017年はカマボコテント2が登場し、一躍話題となりました。ブラック等の新しいカラーも追加され、各メーカーからもトンネル型テントが登場したことによってトンネル型テントが本格的に増えた年だったように思います。
トンネル型テントに注目が集まった年ではありましたが、従来のツールームテントもまだまだ人気は健在です。特に寒い季節になると様々なツールームテントが数多く見らるようになり、ツールームテントはファミリーキャンプに幅広く対応したテントです。
これから欲しい人にも既に持っている人にも何かの参考になるようにと2017年に登場した新作だけでなく従来から人気のあるツールームテントも含めて20種類のツールームテントについてランキング形式で一覧にまとめてみました。
まとめ方については販売価格順(税込、2017年11月時点)にしています。価格については独自調査なのであくまでも参考価格です。最新価格はリンク先より確認するようにして下さい。
キャンプサイトのレイアウトはこちらの記事が参考になります。
20.コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス
価格 38,800円
組立サイズ 幅340×奥行500×高さ210(170)
重量 20kg
ドームテントにスクリーンテントが連結した形です。スクリーンが付いてるだけでドームテントの使い勝手が大幅に向上します。
価格がお手頃で近くのスポーツ用品店等で幅広く販売しているので手に入りやすいということもあり初めてのツールームテントとして選ぶ方も多いはず。金額は変わりますが必要な物がいろいろとセットになったスタートパッケージが買いやすいです。
コールマンのテントは機能性や品質に一定の安心感があり、キャンプ場で最も見る機会が多いツールームテントです。2017年最も多く目にしたツールームテントで間違いありません。
19.コールマン タフスクリーン2ルームハウス
価格 44,690円 2017年NEW
組立サイズ 幅340×奥行500×高さ215(170)
重量 16kg
2017年に登場したコールマンの新作ツールームテント。コールマンといえばグリーンとサンドの2色のカラーが特徴的ですが、こちらはその一方のサンドをメインとした新しいカラーで登場しました。
機能やサイズについてはラウンドスクリーンと大きな違いはありませんが、テントポールがスチール製からアルミ製に変わったことで重さ20kg→16kgの軽量化を実現させています。
前出のラウンドスクリーンもそうですがスクリーンを閉じれば寒くても過ごせますが、冷気を遮断するスカートは付いていないためオールシーズンというより厳冬期を除いた3シーズン用と考えるのが一般的です。
18.ドッペルギャンガー カマボコテント2
価格 51,840円 2017年NEW
組立サイズ 幅300×奥行640×高さ195(190)
重量 16.9kg
2017年を代表するツールームテントといってもいいほど爆発的な人気となったカマボコテント2。ネット予約販売は開始後ものの数分で即完売となる等、簡単に手に入れることができないほどの人気ぶり。仕様の誤表記やオークションで高値で売る転売も話題になりました。
テント幕と4本のポールのみというシンプル構造のトンネル型テント。部材や工程が多くなりがちなツールームテントの設営をわかりやすくて簡単にし、デザイン性も加わってトンネル型テントの流行を作ったともいえるテントです。
5つのドアをキャノピー、メッシュ、開放と用途に合わせて自由に変化させることができ、スカートも付いていて機能性も高いことからオールシーズンに対応。
2016年に登場したカマボコテントから大きく仕様をバーションアップさせ、この価格でオールシーズンにも対応した設営しやすいトンネル型ツールームテント。売れないはずがありません。
仕様や機能性はカマボコテント2のベージュと全く同じでカラーだけがポールも含めて全てブラックとなったカマボコテント2ブラックも2017年に新登場。
人気があるのはベージュカラーですが、斬新なブラックカラーはとてもインパクトがあり注目を集めました。
ブラックカラーは上手に使えばとてもスタイリッシュでおしゃれなサイトに仕上げることができるのでキャンプ上級者と見られたりするかもしれません。
17.ドッペルギャンガー ワンタッチビッグダディ
価格 59,800円 2017年NEW
組立サイズ 幅350×奥行730×高さ195(175)
重量 20.5kg
全長7mを超える圧倒的なサイズのツールームテントがワンタッチで完成するという驚きの特徴を持ったテントが2017年新しく登場しました。
ヒモを引っ張るだけでテントのメイン部分が自立し、その後に前後にポールを通すだけの簡単ワンタッチ設営。商品名にもあるのでワンタッチに注目が集まりがちですが、2,000mmの耐水圧にフルメッシュ、スカート、ルーフシールドが付いている等、仕様や装備も充実していてオールシーズンに対応したツールームテントです。
インナーテントをもう1つ付けて最大10人まで寝ることができるテントに拡張させることができます。
この価格帯でこれだけのスペックのテントなのですぐに売り切れました。
16.ロゴス neos スクリーンドゥーブル
価格 63,720円
組立サイズ 幅300×奥行520×高さ205(170)
重量 16.9kg
ロゴスのneosシリーズのツールームテントもキャンプ場で見かける機会が多くなりました。
サイズや仕様はコールマンのツールームテントに似ていますが、商品名にもあるとおりキャノピーのPANELシステムが特徴的。前面ドアにフレームが入っていることでキャノピーとして立ち上げた時に強度があって雨に強い構造です。
キャノピーをうまく利用すればスクリーン部と合わせてリビングスペースをより広く使うことができます。
15.ロゴス neos プレーリー2ルーム
価格 77,760円 2017年NEW
組立サイズ 幅290×奥行480×高さ205(165)
重量 11.9kg
ロゴスのneosシリーズに2017年新しいツールームテントが登場しました。
ドゥーブルに比べて少しコンパクトになりましたが、主な仕様はそのままでフレームに軽量なジュラルミンを採用することで11.9kgと大幅な軽量化に成功し、ツールームテントの中でも最軽量の部類に入ります。テントは持ち運びが前提のものなのでこの軽さというのは大きな特徴の1つといえます。
オプションでPANELシステムを付けて機能を拡張させることができます。
14.コールマン アテナスクリーン2ルーム
価格 86,184円
組立サイズ 幅340×奥行545×高さ205(145)
重量 17kg
2016年に登場し、スポーツオーソリティ&コールマン直営でしか販売していない限定品モデル。
コールマンの定番カラーを逸しながらコールマンの品質はそのまま維持し、テント幕にポリエステルリップストップという新素材を採用したことで強度抜群で丈夫なツールームテントというのが最大の特徴です。
限定品ということで目にする機会が少ないかもしれませんが、鮮やかなホワイトグレーはキャンプ場で目を惹きつけるに違いありません。
13.ローベンス グリーンキャッスル
価格 88,560円 2017年NEW
組立サイズ 幅235×奥行460×高さ155(145)
重量 8.7kg
海外メーカーには以前からトンネル型テントが数多くありますが、その中でも2017年に新しく登場したトンネル型テント。穏やかなグリーンカラーが落ち着いた雰囲気を作り出しています。
コンパクトながら側面中央を入口として左右に3人用のインナーテントを付けることで最大6名まで収容可能としたテントです。
リビング部でも高さは155cmと低く設定されおり、そのサイズ感や仕様等からファミリーキャンプというよりトレイル向けではありますが、ファミリーキャンプに使うならインナーテント1つで3名までの少人数タイプといえるでしょう。
12.ロゴス グランベーシックトンネルドーム
価格 89,640円 2017年NEW
組立サイズ 幅290×奥行515×高さ203(190)
重量 14.7kg
2017年、ロゴスよりナチュラルカラーのトンネル型ツールームテントが登場しました。
テントポールが3本なのでよりシンプルで設営しやすくなっています。その分奥行が短くなっていますが、インナーテントが270×270と広くて高さも190cmあって立つことができるので居住性に優れたテントです。
合わせて登場した同色カラーのオープンタープと連結させることでまとまった雰囲気でより広く使うことができます。
トンネル型とナチュラルカラー。2017年の流行に沿ったおしゃれなテントです。
11.コールマン アテナトンネル2ルーム
価格 107,784円 2017年NEW
組立サイズ 幅380×奥行678×高さ200(185)
重量 20kg
コールマンのアテナシリーズからもトンネル型テントが登場しました。
幅、奥行ともにしっかりとサイズ感があり、人数が多くても広々と利用できる大型ツールームテント。6人が横一列になって寝ることができるワイド設計に特徴的なひさしが付いたことで今回紹介する中で最大クラスのテントです。
こちらもスポーツオーソリティ&コールマン直営でしか販売しない限定品モデル。希少性があってこのワイドサイズで鮮やかなホワイトグレーのトンネル型テント。キャンプ場で注目の的になることでしょう。
10.小川キャンパル シュナーベル5
価格 127,440円
組立サイズ 幅320×奥行560×高さ206(185)
重量 15.6kg
そろそろ国内メーカーとして歴史のある小川キャンパルの価格帯になってきました。
5本のメインフレームを基に5人用ツールームテントとして設計され、サイズ、品質共に安心感があります。最大の特徴はメッシュの多さ。インナーテントも含めて全面的にメッシュパネルがふんだんに使われていて広さに加えて開放感が抜群のテントです。
幕には雨風や汚れに強いテフロン加工が施され、ルーフフライが標準セットに含まれている点もポイントが高いです。
9.スノーピーク トルテュライト
価格 138,240円
組立サイズ 幅360×奥行580×高さ205(165)
重量 18.5kg
数あるツールームテントの中でもスノーピークのテントは抜群に高い人気を誇ります。この価格帯で初登場しておきながらスノーピークのツールームテントとしてはお手頃価格というから驚きです。
エントリーモデルということでライトと名が付いていますが、リビング、インナー共にしっかりとしたサイズがあり、高い品質を誇るスノーピークの標準的な仕様をそのままにオールシーズンに対応したツールームテントです。
8.コールマン ウェザーマスターコーチ
価格 140,400円
組立サイズ 幅365×奥行610×高さ205(185)
重量 26kg
コールマンの最上位モデルのウェザーマスターシリーズのツールームテント。高級感のあるブラウンとホワイトのカラーリングが特徴的です。
耐水圧を3,000mmとし、広く配置されたメッシュと豊富なベンチレーションを搭載してまさに全天候型のオールシーズン対応型ツールームテント。
スカイビューができる天窓が付いているのでテントにいながら夜空を楽しむことができます。
ルーフフライやキャノピーポールを標準装備する等装備内容も充実しています。
7.ヒルバーグ ナロ4GT
価格 149,040円
組立サイズ 幅210×奥行400×高さ115
重量 3.6kg
海外ブランドで人気の高いトンネル型テント。
高さが最大でも115cmなのでリビング部は居室というより前室といっていいほどコンパクトです。最大4人まで利用できるということですがファミリーキャンプとしては3人ぐらいでツールームというより寝室用テントといった使い方になるでしょう。
そして何より3.6kgという軽さが驚きです。山にも持っていくことができます。
小さいテントが必ずしも安いとは限りません。このサイズでオールシーズンに対応するなど高い性能を持っているのでデザイン性も含めて価格に見合う価値があるということでしょう。
6.小川キャンパル ティエラ5EX
価格 159,840円
組立サイズ 幅310×奥行555×高さ205(195)
重量 20.7kg
先にポールを組み立ててから幕をかぶせる設営方法で一般的なツールームテントとは設営の仕方が異なるタイプ。ポールは色分けによって組みやすいように工夫されているので理解して慣れると設営はしやすいようです。
登場したのは2008年ということでずいぶん前ですが、その当時からこの広さやスペック、機能性を備えていることから長年ずっと使えるテントだといえるでしょう。
5.小川キャンパル ヴェレーロ5
価格 159,840円
組立サイズ 幅350×奥行650×高さ215(190)
重量 19.4kg
ティエラ5EXと同じ価格ながらサイズがひと回り大きくて少し軽くなったのがこのヴェレーロ5。両サイドがキャノピードアになる等の機能も追加されました。
メッシュもふんだんに使われており、スペックについてもogawaの高品質なツールームテントです。
先にポールを組み立てる設営方法もティエラと同じなので何かと比較されることが多いようですが、テント幕の防水性能はティエラに軍配が上がるようです。
4.ノルディスク レイサ6ベージュ
価格 159,840円
組立サイズ 幅215×奥行645×高さ210(200)
重量 17kg
2017年最も人気が高かった海外ブランドがこのノルディスク。ノルディスクというとアスガルド等のコットンテントが有名ですが、トンネル型テントのレイサシリーズも一定の人気を誇っています。
定番カラーのグリーンに対して限定カラーのベージュが2016年に登場しましたが、即完売。
設営がしやすくて窓が付いていたり、2つのインナーテントを使って2部屋作ることができたりといった機能性もあり、耐水圧3,000mmと仕様も充実していてデザイン性も高いので人気が出るのも当然のテントでしょう。
3.コールマン ウェザーマスターコクーンⅡ
価格 159,840円
組立サイズ 幅400×奥行670×高さ220(195)
重量 30kg
ウェザーマスターシリーズの中でも超大型サイズのツールームテント。スペックはまさに全天候型そのもの。メッシュ、ベンチレーションは完備され、明かり取り用の天窓やキャノピーにサイドウォールまで装備。「呼吸するテント」というコンセプトの元に高温多湿な日本の気候にしっかり対応した大型ツールームテントです。
ルーフフライやキャノピーポールも付属しているのでセットと考えるとお得感すらあります。
コールマン最高峰モデルとして根強い人気を誇るテントです。
2.スノーピーク ランドロック
価格 171,720円
組立サイズ 幅405×奥行625×高さ205(190)
重量 22kg
スノーピークを代表するばかりでなく今やツールームテントを代表するテントといってもいいほど絶大な人気を誇るランドロック。この価格帯ながらキャンプ場でほんとによく見かけるのが何よりもその証拠です。
他を圧倒するほどのサイズ感は圧巻。4mを超える横幅はテント内をワイドに広く有効に使うことができます。別売のポールを使って前後のパネルを跳ね上げるとタープが不要になるほどさらに広々とした空間になります。
耐久性のある5本のフレーム構造で豊富なメッシュやサイドドアも付いて機能性が高く、耐水圧等のスペックも文句なし。全天候型オールシーズンツールームテントの全てを備えています。
国内最高峰モデルのランドロックの人気はまだまだ続くことでしょう。
1.スノーピーク トルテュPro.
価格 192,240円
組立サイズ 幅360×奥行580×高さ205(160)
重量 24kg
スノーピークの最上級モデルがこのトルテュPro。標準モデルのトルテュライトに比べてこちらは幕の耐水圧、ポール太さ等、あらゆる仕様がPro仕様です。
ランドロックよりサイズが小さいですが、テントのスペックを求めるならトルテュProの方が上。
全天候型オールシーズンツールームの最上級モデル。
存在感と風格のあるその佇まいはキャンプ場で間違いなくNo.1です。
ひとりごと
いかがだったでしょうか、2017年ツールームテントランキング。2017年はトンネル型テントやベージュ、サンドといったナチュラルカラーが流行した年でした。カマボコテント2はたしかに話題になりましたが、こうしてまとめてみると決してツールームテントはカマボコテント2だけの年ではなかったことがわかります。
ファミリーキャンプをより楽しく、より快適に、より充実したものにさせることができるツールームテント。設営が簡単なツールームテントが次々と登場したことで滞在時間の短いキャンプでも使い勝手が良くなってきました。
2018年も新しいツールームテントが登場します。どんな進化や変化、にぎわいを見せるのか今から楽しみです。