

チーズタープとカマボコテントでチーカマスタイル。それならタトンカタープとカマボコテント2をドッキングさせるとタトカマスタイルだろうということで実際にやってみました。そのタトカマスタイルについてやり方を解説してみます。
INDEX
キャノピー下のスペース利用
カマボコテント2はキャノピードアが左右に2ヵ所、正面に1ヵ所あってタープポールを使ってドアをはね上げることで日陰面積を増やすことができます。
出入り口としての機能だけでなくメッシュにしたりいろいろアレンジを変えたりできるので機能性がとても優れているキャノピードアです。ドアを開けるためのタープポールは170cmのDODタープポールを使っていますがテント幕に対してちょうど良い高さです。
こどもと3人だけならキャノピー下にテーブルを出してご飯を食べることもできちゃいます。風通しが良くて夏はテント内より涼しいスペースです。
キャノピードア自体は便利で良いですが、バーベキューや焚き火をするとなるとキャノピー下ではスペースが足りないしポールやロープがじゃまになってしまいます。天気が良い日は特に屋根が無くてもバーベキューや焚き火は全然問題ないですけど、
雨が降っちゃうとカマボコテント2とは別にタープを設営してその下でバーベキューや焚き火をすることになります。広いサイトならそういうことができますがタープを設営する手間が増えるのといつもサイトが広いとは限らないので、もう少しコンパクトにしなきゃと考えてました。
※公式より
そんなときはチーズタープを使ったチーカマスタイルが広いくてまとまっていて良いなと思います。
チーズタープはサイズが5m×5mと大きいので広く使うには良いですが気軽に使えるようにもう少しコンパクトだったらいいのにと思ったので、
これを用意しました。タトンカタープ2TCです。
カマボコテント2とタトンカタープ2TCを接続
まずはそれぞれの寸法を確認してみます。タトンカタープ2TCは3m×2.85mのタープとしてはお手軽コンパクトサイズです。カマボコテント2は、
公式サイトにある寸法はこのようになっています。ここにスリーブ位置を入れてタトンカタープ2TCを合わせてみると、
こんな感じになりました。タープの3m側がキャノピードア2枚分とちょうどいいサイズです。
1.まずはカラビナを使ってフック①と接続
スリーブ1と4にはフックがそれぞれ2ヵ所付いているので、このフックにカラビナを使ってタープと直接つなげます。
2.ガイロープをフック④にかける
テント側のもう1つのタープの端がスリーブ3の位置にちょうどきますが、ここには引っ掛けるフックがないのでロープを伸ばして
フック④を通してカラビナでその下にあるガイロープと接続します。フック④はアルミ自在を使ってロープを止めていて、ロープ長さは3.5mにしましたがちょうど良い長さでした。
3.タープポールで前面を立ち上げる
あとは前面にタープポールを立ててみると・・・
タトンカタープとカマボコテント2の接続タトカマスタイルの完成です。
キャノピーよりも日陰面積がグッと広くなりました。タープポールはDODビッグタープポールを使っていて高さは2mでちょうど良い高さ。キャノピー2枚をはね上げるよりもポールやロープが少なくて済むのでスペースを広く使うことができます。
カマボコテント2と離れずにタープ下でバーベキューや焚き火を楽しむことができるようになりました。

気になる点があるとすれば
このタトカマスタイルはチーカマスタイルほど広いわけではないですが、手軽に接続できるので便利なスタイルです。ただ簡単な接続をしているので風が強い日はテント幕へ負担がかかることが心配されます。
特にこのスリーブに付いてるフックの部分。風があまり強いようだとここに相当のテンションがかかりフックがちぎれる可能性があります。そうなるとポールの補修じゃなくて幕の補修が必要となってくるので大変です。
なので幕への影響を小さくするために長いガイロープを使って反対側にペグ打ちする方がより安全かもしれません。
真ん中のスリーブ2の所にもちょうどタープのグロメットがくるので、ここもロープを使って補強しておくとなお良いですね。
また、接続といってもテントとタープが完全に引っつくわけではないので、雨が降ったときにドアを開けっぱなしだと少し雨がテント内に入ってきます。そんなときはドアを半メッシュにすればOKです。

使ってるもの
このタトカマスタイルでキャンプしてみた実例を記事にしています。