

新しく発売されたカマボコテント2はカマボコテント1と比べてテント生地が150Dと厚くなったとのことなので実際に使ってみた感想を書いてみます。
カマボコテント2の生地は150D
テントの生地の厚みを表す数値として糸の太さD(デニール)という単位がよく用いられます。
初代カマボコテントは生地が75Dだったのに対し、カマボコテント2は150Dへと仕様が変わりました。そこで実際150Dのカマボコテント2を使ってみた感想を書いてみたいと思います。
75Dの生地
初代カマボコテントは生地が75Dですが、生地が75Dのテントって結構たくさんあるので、実はかなり一般的な生地の厚さといえます。
ファミリーキャンプのテントの代表格
・コールマンタフワイドドーム
・スノーピークアメニティドーム
の主なものはフライシートが75Dになっています。
なので75Dの生地を使ったことのある人は多く、使ってみてどのような感じなのかは想像がつく方も多いはずです。今の時期ならスポーツ用品店なんかで実物テントが展示されてたりするので、実物を見たり触ったりして感触をつかむこともできるでしょう。
私もカマボコテント2を購入する前はタフワイドドームⅣを使っていたので、75Dのフライシートがどんなものかはある程度経験済みです。今まで使ったのはタフワイドドームⅣの75Dだけだったので、あまり意識してませんでしたが、そういえば75Dは・・・
前室にクーラーボックスを置いてたけど日陰に置いてるはずなのにほんのりクーラーボックスが温まっていた
メッシュやベンチレーションがしっかりしていても気温が上がる日中はとても暑い
朝はまぶしくて目が覚める
といったようなことがありました。
150Dを使ってみて
75Dしか使ってなければこんなものかと思うだけなんでしょうけれど、150Dを使ってみると、しっかりとした日陰ができるので、クーラーボックスが温まることもなく、外気温25℃の環境下でインナーテント内で昼寝ができた。朝はやはりまぶしくて起きた・・。といったところです。
日陰については、申し分なし!インナーテント内だけでなくリビング部の日陰も重要ですので、その日影が150Dによってしっかり確保できるのはとっても快適です。
これからだんだん真夏になってくるとまた見方が変わるかもしれませんが、真夏は閉め切らずにどんどん開放してオープンタープ仕様にし、150Dの生地なら快適な日陰ができることでしょう。
まぶしさに関しては、生地の厚みというより色の方が関係するんじゃないかなと思います。ベージュ色は採光性が高いので日陰でも写真のとおりかなり明るいのですが、その反面朝日が昇った瞬間にまぶしくなります。(インナーテントが黒いので少しは遮光性があるかも)
ぐっすり寝るなら黒カマのような遮光性の高い色を選ぶと良いでしょう。
75Dか150Dか
どっちが良いかって言われれば、150Dの方が良いに決まってます。150Dは75Dに比べると大きくて重くて設営しにくい、って言われるようですが、車を使うファミリーキャンプに使うので、車に積めるなら大きさは気にならない。
カマボコテント2は幕を広げてポールをスリーブに通して起こすだけで設営できるので、構造自体が簡単設営になっている。
重さを感じるのはテントを運ぶときだけです。オートキャンプなら短い距離を運ぶだけだし、長い距離ならキャリーを使えばそんなに気にならないでしょう。
重いといっても男性が持てない重さではない。
結局、重さを感じるのは設営や撤収などの運搬のときの短い間だけ。
それよりも150Dによるしっかりとした日陰がもたらす快適な時間の方が圧倒的に長い。
ということで、値段にあまり大差がなければ、150Dをオススメします!
2017年6月1日はカマボコテント2ナチュラム限定色の予約販売日です。
2色あって
ベーシュが 150D
グレーが 75D
です。
しっかり仕様を確認して予約しなければなりません。テント本体はそう簡単に次々と買い替えるわけにもいかないので。今後ヤフオク等にもそれぞれ出品されていくでしょうけど、

その他にもカマボコテント2関連の記事をたくさん書いています。