

クーラーボックスを置くクーラースタンドをどれにしようか検討に検討を重ねた結果が出ました。クーラ―ボックススタンドにもいろんな種類があって迷いましたが使ってるクーラーボックスに合うように考えてみました。
INDEX
クーラーボックススタンドの機能
クーラーボックスはキャンプの冷蔵庫として必需品の1つです。冷蔵庫なので保冷力が必要となりますが、日陰に置いて地面から離すことでそのクーラーボックスが持つ保冷力を最大限発揮させることができます。そんなときに必要となってくるのがクーラースタンド。
何に使うかというとクーラーボックスを置くだけなのですが、クーラーボックスの保冷力を維持するためにもキャンプの必需品の1つに加えてもよさそうです。これがあればクーラーボックスが汚れなくて済みますしね。そこでクーラースタンドに求められる機能をまずはまとめてみました。
強度と安定性
持ってるクーラーボックスの中で最も大きいのが51L入るこのクーラーボックス。夏場のキャンプや2泊3日のファミリーキャンプ、グルキャンなんかだとこの大きいサイズが大活躍するわけですが、仮に水を満杯に入れたとすると本体重量を合わせて約60kgもの重量になります。
そこまで詰め込むことはないですが、あれこれ物を入れるうちに、すぐに片手では持てない位の結構な重さになります。クーラースタンドはそれをドッシリと支える必要があるので、まずは強度が必要です。そしてもしクーラーボックスが倒れて中身が地面にバラバラっとしちゃうようなことがあればちょっとした惨事です。なのでクーラーボックスを支え続ける安定性も重要な要素です。
収納と組立て
ただでさえ荷物が多くなりがちなファミリーキャンプの中で、クーラーボックスを置くためだけのクーラースタンドが積載を占めるようでは、いつまでも荷物は減りません。なのでそこは各社さすがに折りたたみ式を採用してコンパクトな収納をアピールしています。
ただし、コンパクトさを求めすぎると組立てる作業が増えてしまうことがあるので、「開くだけ」といったような組立てやすさも併せて考えなければなりません。組立てやすいってことは片付けやすいっていうことでもあります。
高さ調整
意外と気になるのがこの高さ調整機能。背の高いクーラースタンドだとクーラーボックスから中身を取り出すときに、大人はかがまなくていいので取りやすいのですが、小さい子どもは背が届かず欲しいものが取れません。となると何かにつけて子どもに「あれ取って~」とか言われるわけです。
小さい子どもでも自分で取り出すことができる高さにできたりするといろいろと大人はラクになります。
また、サイズの違うクーラーボックスを持っていてどれにも使えるように幅を調整ができるならクーラースタンドを何個も買う必要が無くてすみます。
価格
これももちろん重要ですね。高いもので5,000円くらいの物もあるので、場合によってはクーラーボックス本体よりも高くついてしまいそうです。
デザイン
スタンドの上にクーラーボックスを置くとほとんど見えなくなるのですが、サイトを木製品で揃えてたりするとチラッと見える銀色のスタンド脚が気になる人は気になります。
販売されているクーラースタンド比較
必要な機能がわかったら次は実際どんなクーラースタンドが販売されているかを代表的な4つだけみてみましょう。
1.コールマン クーラースタンド170-5862
クーラースタンドといえばこの形。コールマンのこのスタンドは、さらに3段階の幅調整が可能で折りたたみ式でコンパクト。安定性もあるので、定番商品といえます。
強度と安定性 | ●●●● |
収納と組立て | ●●● |
高さ調整 | ●●● |
価格 | ●● |
デザイン | ●●● |
2.ソト(SOTO)ミニスタンド ST-610
面白い形をしたSOTOのミニスタンド。耐荷重は50kgなので、大きなクーラーボックスは置けませんが、コールマンに比べて重さ半分、価格も約半分なので小さめのクーラーボックスのスタンドとしては最低限の機能性があります。
強度と安定性 | ●●● |
収納と組立て | ●●●● |
高さ調整 | ● |
価格 | ●●●● |
デザイン | ●●● |
3.ハイランダー2WayクーラースタンドHCA006
高さ調整ができて強度や安定性もあり、収納時はかなり小さくなるので、総合的なバランスの取れたスタンドです。
強度と安定性 | ●●●● |
収納と組立て | ●●●● |
高さ調整 | ●●● |
価格 | ●●●● |
デザイン | ●●● |
4.ユニフレーム フィールドラック
スタンド型ではなく、ラックをクーラースタンド代わりにすることもできます。ユニフレームのフィールドラックは分散耐荷重30kgとあるので重すぎるものは置けないかもしれないし、組み立てるのに力がいるようですが見た目は一番スッキリしていてデザイン性が優れています。
強度と安定性 | ●●● |
収納と組立て | ●●● |
高さ調整 | ●● |
価格 | ●●● |
デザイン | ●●●● |
比較した結果、決まったのは
上の4つのクーラースタンドを比較してみると、どれもそれぞれ特徴があって決めきれないのですが、
●の数が一番多いのは、ハイランダーのクーラースタンド
デザイン的な好みはユニフレームのフィールドラック
あることを思いつかなければ、どちらかをポチッとしていたかもしれません。そのあることとは・・・
これです!既にもうタイトルに書いちゃってるのですが、測量用木杭をクーラースタンド代わりに使います!勤め先が建設関係なので書き損じたりしていらなくなった測量用木杭が会社に結構あるんですね。それをキャンプの度にもらって、薪代わりに使ってたのですが、(おかげで薪を買わなくて済んでる 🙂 )
ふとクーラーボックスを置くために下に木杭をかませてみると・・・

測量用木杭はきちんと正方形に成形されているので、2つ並べると上に物が置けて、高さが低いので安定性は抜群!木杭の大きさはいろいろありますが、上の写真の4cm5mmサイズの木杭だと2本あれば大きいクーラーボックスでもしっかり支える強度があります。細い木杭で強度が心配なら間にもう1本かませて3本にして強度をアップさせることも可能です。
そして木杭2本だけならよっぽどの事がない限り収納に困ることはありません。運転席の下にでも入れておくことができます。組立てなどは一切なし。2本の木杭を地面に置けば、もうそれがクーラースタンドです。価格については一般的にはホームセンターで買う価格になるでしょう。2~4本くらいだけなら安く済むはずです。
また、サイトを木製品などで揃えておしゃれにしていた場合木杭は木なのでもちろんデザインが合わないわけがありません。木杭の色をスプレーして好きな色に変えることもできちゃいます。
唯一気になるとしたら高さ調整機能です。幅の調整は木杭の間隔を変えるだけなので、クーラーボックスの大きさが変わっても対応ができるのですが、高さの調整となると安定性を考ればどんなに高くしようと思っても木杭を2~3本重ねるくらいです。なのでどうしてもクーラーボックスの高さは低くなるので、子どもは取りやすくて良いのですが大人は常にかがまなくてはなりません。ただ座ったままでもクーラーボックスの中身を取ることができます。
小さい子どもがいて座ったままで調理やバーベキューをする我が家にとっては低い位置にあるクーラーボックスは意外と便利です。
バーベキューの焼きもの担当をする小学5年生のお兄ちゃん
と考えてみると木杭の評価は、
強度と安定性 | ●●●●● |
収納と組立て | ●●●●● |
高さ調整 | ●●●● |
価格 | ●●●●● |
デザイン | ●●●● |
●の数は木杭がダントツで多いですね!ということでいろいろAmazonを見ていてクーラースタンドを買おうかどうか迷っていましたが、決定です!
我が家のクーラースタンドは測量用木杭です。

