

DODカマボコテント2の設営手順をまとめてみました。
設営しやすいといわれるカマボコテント2ですが写真付きで設営方法から撤収手順までを解説していきます。
カマボコテント2のサイズ比較
2017年5月18日夕方、待ちに待ったDODカマボコテント2がついに届き、19時まではまだ明るいからと市内の無料キャンプ場で初張りをしてみました。
段ボールから出した状態です。大きさ比較用にペグケースと併せて買ったDODアウトドアチェアを並べてみます。
第一印象はただ1つ、デカいでした。
コールマンタフワイドドームⅣとカマボコテント2の収納状態を比較しても圧倒的にデカい&重い(重量約16.9kg)です。
バッグは持ち手がついているのですが、持ち運ぶには肩から下げてやや中腰にして背中で支える必要があります。
タフワイドドームと比較するとデカい&重いのですが、リビングまで付いたツールームテントになっているので当然でしょう。
セット内容
バッグの中は下記のセット内容が入っています。
カマボコテント2設営手順
カマボコテント2の設営手順を写真を使いながら解説していきます。
1.グランドシートを広げる
テントを張る前にまずグランドシートを広げるところからはじめます。
グランドシートを広げることでキャンプサイトの中のインナーテントの位置やサイズ感を確かめることができます。
2.テントを広げる
続いてテント本体を広げます。
大きいので一人だとそこそこ大変ですが、できる限りしっかり広げることでサイトのテント占有面積を大体つかむことができます。
DODロゴがある方がインナーテント側です。この時点でインナーテントの向きを確認しておきます。
カマボコテント2はペグを打たないと自立しないテントなので、テントが完成した後に向きを変えたり位置を変えるのはとても大変です。
最初にテントの向きをしっかり確認しておく必要があります。
3.スリーブにテントポールを通す
4本のテントポールをカチャカチャと組み立てます。
ショックコード式なのでコードにそって合わせるだけで組み立てることができます。
テントポールは結構長いので広いスペースで組み立てるようにした方がいいです。
テントポールを組み立てるとオレンジ色のスリーブに通していきます。
スリーブに通すときは押し入れるだけにします。長いので早くしたいからと反対側から引っ張ったりすると、ポールの接続が外れてしまい余計に時間がかかることになります。
途中でポールがスリーブに引っかかったりするのでスリーブを真っすぐになるよう整えながらポールの通り道を作り、ポールの先端が反対側のスリーブから出てきたらOKです。
4.グロメットに差し込む
4本のポールをスリーブに通したらポールの先端をスリーブの先にあるグロメットに差し込みます。
グロメットは1ヵ所に2つあって内側はより密閉性を高くしたい冬用だそうです。(写真は外側に差し込んでいます)
4本のポールを左右全てのグロメットに差し込むと、ポールは半円形状に曲がります。
グロメットに差し込むのは左右どちらからでもいいのですが、反対側を差し込むときにしっかり力が必要な場合があります。

このときかなりの力が必要になるときは、反対側の幕が引っかかってることが多いので、幕が引っかかって引っ張られることがないようしっかり広げながらポールをグロメットに差し込んでいきます。
5.ペグを打ってテントを立ち上げる
風上側の1本目のポール下部2ヵ所にペグを打ち込んでテントを起き上げていきます。
1本目のポールを固定できたら、残りの3本のポールをじゃばらのように広げ、4本目のポールをペグ打ちして固定させます。
ペグ打ちする順番はいつもこのようにしています。
インナー側のポールをペグ打ちしたら次にサイドを固定させます。その後、一気に広げて前面ドア側のポールを固定させてから残りのペグ打ちをしていきます。
この方法で1人でも設営できたりしますが、原則2人以上での設営が推奨されています。

詳しくはこちらの記事が参考になります。
6.ガイロープを張る
ペグ位置を整えたら初めからスリーブに付いてたガイロープをペグ打ちします。
(左右合計で8本)
ガイロープの色は白でアルミ自在も付いていました。
全てのロープは付けられた状態で納品されましたが、ナチュラム別注モデル等で一から付ける場合はこちらの記事を参考にして下さい。
【関連記事】:【質問回答】カマボコテント2のガイロープについて
7.バックウィンドウやスクリーンドアを整える
インナーテント側にあるバックウィンドウは、
●半開
●ちょっと開き(写真の状態、ペグ打ち必要)
●全閉
の4パターンに変化させることができます。
バックウィンドウを好きな形に開けたり、スクリーンドアを巻き上げやメッシュにしたりし、テント四隅にあるベンチレーションを整えると外観は完成です。
8.カマボコテント2の完成

設営時間のかかりやすいファミリーキャンプに最適なテントですね
中に入ってみると広々!(インナーテントが付いてない状態)
天井高が中央で1.95mあるのでテント内でかがむ必要もありません。

サイト内のレイアウトについてはこちらの記事が参考になります。
インナーテントの取付け方
続いてはインナーテントの取付け方です。
インナーテントにはあちこちにトグルフックが付いていて、ポールの丸フックにどんどん付けていきます。初めて付けるときは奥側から。
入口側と奥側を合わせるとフックはたくさんありますが、もれなく全て付けていきます。
フックはあまり力を入れなくても引っ掛けることができますが、思いっきり引っ張らないと引っ掛けることができなかったり、届かないときはテントポールの位置やバランスがが悪い可能性があるので、テントポールの位置を見直してみるといいと思います。
最下部6ヵ所にそれぞれインナーテントの底面を固定するフックが付いています。
ペグを打ったところにD型リングが付いているのでそれに引っ掛けるだけです。
カマボコテント1(T5-460)の設営手順では奥2ヵ所をペグ打ちで固定とありますが、カマボコテント2はこの位置にもフックが付いているのでそこに引っ掛けるだけで済むようになりました。
全てのフックを付けるとインナーテントの完成です。インナーテントもとても簡単ですね。
そしてインナーテントを付けたまま幕をたたむことができます。
そうすると次回設営するときにフックを引っ掛ける作業が少なくなりますが、最下部のフックはたたんだ後に外れたりするのでそれが奥側だったりすると通るために入口側のフックを一旦はずさないと奥に行けません。
でも幕と一緒にインナーテントをたたんだ方が次に使う時がラクでいいです。
またインナーテントだけの別売りもあり、2つまで付けることができるようになっています。
カマボコテント2撤収手順
最後にカマボコテント2を撤収するときの手順を紹介しておきます。
まずテント四隅のベンチレーションをたたみます。
次に8本のガイロープをくるめてペグを抜きます。
ポール用のペグも抜いてテントを倒し、4本のテントポールをはずして折りたたみます。
※ポールをスリーブから抜く際は、入れる時と同じく押し出すようにします。
※ポールを折りたたむときは中間で折りたたむと良いようです。順序が違うとゴムひもの張力が偏り、ゴムひもが切れる原因になるようです。
そして最後にテント幕をたたみます。インナーテントごと折りたためます。
テント幕のたたみ方は図のとおりです。1人だと大変ですが2人いればきれいにたたむことができます。

ペグは別売りのペグケースで管理することにしています。
以上、設営から撤収までをまとめてみましたが気付いた点があれば追記していきます。
カマボコテント2をきれいに張るコツについても解説しています。(全3回)
設営に慣れてきたら読んでみて下さい。
こちらもあった方がいいです(冬は特に)
使ってるもの
ミニ用もあります